白石城
2021-09-06 | 城
白石城(2011年5月撮影)
所在地 宮城県白石市益岡町1番
城の種別 平山城
築城者 蒲生氏郷
築城年 天正19年(1591)
歴代城主 蒲生郷成、甘粕金景継、石川昭光、片倉小十郎(初代1万3千石、8代より1万8千石)
遺構 本丸、二の丸跡(市指定史跡)、石垣の一部、土塁、堀
天守閣の構造 木造3層3階、本瓦葺(平成7年復元)
慶長7年に仙台城の支城として片倉小十郎景綱公が入城してから11代260年にわたり
片倉氏が居城しました。
白石城は元和元年の一国一城令以後も仙台城と共に城として存続が認められ、また明治維新の際に
は奥羽越列藩同盟締結の舞台となった。
写真は2011年5月ですので、東日本大震災のため壊れたところも写っていました。
白石は片倉小十郎景綱公の城下町でしたが、片倉家は真田家と深い関わりがありました。
二代目片倉小十郎重長公は大坂夏の陣において真田幸村公と激戦を繰り広げました。
大阪城落城前夜、幸村は敵将である重長公を知勇兼備の将と見込み、子女阿梅(おうめ)大八(だいはち)らの
後事を託しました。
長じて阿梅は重長公の後妻となり、大八は片倉四郎兵衛守信と名乗り片倉家臣から後に伊達藩士に取り立てられています。
白石市は真田家ゆかりの地ともなっています。