郷が杜備忘録

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古代史への旅(黒岩重吾著)

2021-11-13 | 読書

以前から古代史に興味を持ちいろんな本を読んでいるが、いまいちよくわからなかった。

そこで以前に買っておいた黒岩重吾氏の「古代史の旅」を読んでみることにした。

古代史といっても範囲が広いが、自分の興味は「大化の改新」から「壬申の乱」あたりだったので、

その辺を中心に読んでみた。

この本は、黒岩さんの経験や勉強からわかりやすく書かれていると思う。

古代史にもいろいろな方の説があるので、その辺も黒岩さんなりの考えでまとめられていた。

 

この本を読んでいて、さらに蘇我氏の滅亡と聖徳太子のことが知りたくなった。

そして、古事記と日本書紀の成立の謎も書かれていたので、そのことももっと学んでいこうと思う。

いずれにしろ、大王と豪族や各種連などの関係で、だれが中心になって日本国をまとめてゆくか、

それと合わせて、中国、朝鮮半島との関係も浮かんでくる。隋や唐、高句麗、百済、新羅、伽耶などの国々との関係、

それらを、古事記、日本書紀など書かれたものから、さらに中国など外国の古文書からも、

また考古学的発見(古墳、銅鏡、銅鐸、剣など)からも考えてゆかなければならない。

 

古代の歴史だが、21世紀の東アジアにも関わってくるような気もする。

古代から中国、朝鮮、日本は同じ地域で関わってきたのであった。

 

 

 

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