今年は昭和100年、戦後80年です。私は戦後生まれなので、戦前と昭和20年代の歴史には詳しくありません。
高度経済成長期に育ち、バブル経済を経験し、バブル崩壊後30年のうち20年は働いていました。
私はいい時代に生きたと思っています。
私の両親は、戦前に生まれ、青春時代は戦争と戦後復興のなかで一生懸命働いてきました。働きづくめだったと思います。
いまはもう亡くなりましたが、親孝行ができたのか、今でも悲しく、申し訳なく思う時もあります。
日本は戦後復興して裕福になりましたが、21世紀になった日本は、私たちが子供の頃に描いていた日本に、そして世界になったのでしょうか?
今、私の関心は、歴史と宗教、哲学にあり、そのなかで戦争の歴史、原発の問題、自然災害(地震と噴火)、人間の生き方です。
これらに関する本などを読んだりしています。
日本の戦争に関しては、どうしても満州事変というものが、大きな変換点と思われました。
今回この本で、石原莞爾と彼をめぐる周囲の状況などを、少しは知ることができました。
そして、そこで起こったことがその後の日本や中国や朝鮮半島にも大きく影響したと思いました。
これからもいろんな本を探して、読んでみたいと思います。