気の向くままに

山、花、人生を讃える

温暖化防止のために

2023年08月02日 | 地球温暖化について

猛暑、酷暑が続いているが、日本だけでなく、世界的にも例年以上の猛暑であるらしい。
梅雨の季節には毎年のように水害が発生しているが、水害にあっていない地域の人たちも、今では他人事ではなくなってきているのではないだろうか。

このまま行くと、これから先この程度では済まなくなるというのは、多くの科学者・研究者たちが指摘しています。しかし、温暖化や気候変動による災害のニュースは流れても、対策を呼び掛ける声はあまり聞かれない気がします。それで、温暖化防止を呼び掛ける記事はないのだろうかとネットで検索すると、すぐに国連広報センターの記事が見つかりました。

それで、一人でも多くの人に読んでいただければと、誰でも実行できそうなものを選んで下記に転載させてもらいました。

子供や孫、そして未来の人たちのために、ささやかながら出来ることは実行していきたいとと思っています。

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≪以下は国連広報センターの記事からの抜粋です≫

誰もが気候変動の抑制に貢献できます。移動手段から使用する電力、食べ物に至るまで、私たちは変化をもたらすことができるのです。気候危機に立ち向かうために、以下の10の行動から始めましょう。

 

家庭で節電する

私たちが使用する電力や熱の大部分は、石炭や石油、ガスを燃料としています。冷暖房の使用を控え、LED電球や省エネタイプの電化製品に取り替え、冷水で洗濯し、乾燥機を使わずに干して乾燥させてエネルギー消費量を減らしましょう。

 

徒歩や自転車で移動する、または公共交通機関を利用する

世界中の道路が車であふれ返り、そのほとんどが軽油やガソリンを燃焼させています。自動車に乗る代わりに徒歩や自転車で移動すれば、温室効果ガスの排出が削減され、健康と体力の増進に役立ちます。移動距離が長いときは列車やバスの利用を検討してください。また、自動車は可能な限り相乗りで利用しましょう。

 

野菜をもっと多く食べる

野菜や果物、全粒穀物、豆類、ナッツ類、種子の摂取量を増やし、肉や乳製品を減らすと環境への影響を大幅に軽減できます。一般に、植物性食品の生産による温室効果ガスの排出はより少なく、必要なエネルギーや土地、水の量も少なくなります。

 

廃棄食品を減らす

食料を廃棄すると、食料の生産、加工、梱包、輸送のために使った資源やエネルギーも無駄になります。また、埋め立て地で食品が腐敗すると、強力な温室効果ガスの一種であるメタンガスが発生します。購入した食品は使い切り、食べ残しはすべて堆肥にしましょう。

 

環境に配慮した製品を選ぶ

私たちが購入するあらゆるものが地球に影響を及ぼします。あなたには、どのような商品やサービスを支持するかを選択する力があります。自身が環境に及ぼす影響を軽減するために、地元の食品や旬の食材を購入し、責任を持って資源を使ったり、温室効果ガス排出や廃棄物の削減に力を入れていたりしている企業の製品を選びましょう。

 

声を上げる

声を上げて、他の人たちにも行動に参加してもらいましょう。声を上げることが、変化をもたらす最も手っ取り早く、最も効果的な方法の一つです。あなたの隣人や同僚、友人、家族と話してください。経営者には、あなたが大胆な変革を支持することを伝えましょう。地域や世界のリーダーたちに、今こそ行動を起こすように訴えましょう。

   以上

 

次の記事も合わせて読んでいただければ嬉しいです。

肉食・飢餓・温暖化

 

 


感動した松丸亮吾さんのターニングポイント

2023年07月03日 | 人生

先日、Eテレの「ニュー試」という番組を始めて見ました。この番組は「世界の大学の入試問題から世界の未来が見えて来る」というふうに冒頭で紹介され、今回は、ハーバード大学の入試問題が取り上げられていました。その設問は「これまでのあなたの異常な状況について(教えてください)」というものでした。

 

そして、この設問に対し、松丸亮吾さんが回答したものが大変すばらしく感動させられたので、一人でも多くの人に読んでいただければということで、ここにも紹介させていただくことにしました。
(ちなみにこの設問は、リーダーとしての資質を問うものだとか)

 

ということで以下は設問に対する、松丸亮吾さんの答案文章です。

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私の人生におけるもっとも異常な状況は、私が高校2年生の頃。
一生解決することのない人生最大の後悔を生んだ反抗期です。

 

当時私は男4人兄弟の末っ子で、何をしても兄に勝てない無力な少年でした。
そんな時、長男のDaiGoがメンタリズムというパフォーマンスでテレビに出演しブレイク。
学校では兄の話題で持ちきりになり、僕のことは「亮吾」ではなく「DaiGoの弟」と呼ぶ人が増えました。

 

誰も僕個人のことは見てくれない、僕には存在価値がないと思ったとき、
兄弟のいる家庭環境が嫌になり、強烈な反抗期が始まりました。
遅く帰宅するために補導の時間ギリギリまでゲームセンターで遊び、親に行かされた塾もずる休み。
そんな生活が続き、両親と話す時間も撮れなかった中、異常事態が起ります。

 

帰宅すると父が待ち構えており、「母の部屋に行け」と言われたのです。
部屋に行くと、チューブにつながれ声も出せず、意識もうろうとしている母がいました。
母は1年前に乳がんで入院。
その後退院して自宅治療になったため、僕はよくなったと思っていたのですが、実はその逆。
回復見込みなく、少しでも家族と暮らすための処置だったのです。

 

僕の懺悔が母に届いたかわからないまま、母は息を引き取りました。
その後、母の手記から、
「亮吾が小学生の時に言っていた東大に行くという夢を叶える瞬間を見たかった」
というメッセージが見つかります。

 

当時の私は全校生徒300人中、学年298位。
東大など不可能な成績でしたが、この日から私は毎日12時間の勉強を重ね、
受験の直前には学年の9位まで成績を上げ、東大に合格。
直接見せることは叶いませんでしたが、仏壇に手を合わせ、母に報告しました。

 

これらの経験から私は、誰がいなくなっても後悔しないために、
人とポジティブな会話をしよう、今できることを全力でやろう、
不可能な状況にも、必ず解決の糸口はあるので、
実現のための努力を欠かさないように生きよう、
と心に誓いました。

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いやあ、ほうとうに素晴らしいですね。感動しました。


本当の自分は?

2023年06月17日 | 人生

私の好きな話に、こんな話があります。

 

ある寺の小僧が毎日熱心に仏さまを拝んでいました。
そんなある日。お師匠さんがその小僧に尋ねました。

 

お師匠さん:毎日熱心に仏を拝んで感心なことだが、何か願い事でもあるのかな?

小僧:はい、お師匠様、わたしは早く悟りを開いて仏になりたいんです。それでこうして毎日仏さまを拝んでいるのです。

 

と、小僧は答えました。
それを聞いたお師匠さんは何も言わず、黙ってその場を立ち去りました。

 

それから、しばらくした或る日のこと、今度はお師匠さんが一生懸命に瓦を磨いていました。
それを見かけた小僧が、お師匠さんに聞きました。

 

小僧:お師匠様、瓦を磨いてどうされるんですか?

お師匠:うん、実はな、瓦も磨けばダイヤモンドになるんじゃないかと思っての、こうやって磨いておるんじゃよ。

 

お師匠さんがこう答えると、小僧はつい可笑しくなって言いました。

小僧:お師匠様、瓦をいくら磨いたって、瓦は瓦ですよ。ダイヤモンドにはなりません。

 

そう答えた瞬間、小僧はハッと気づいたそうです。
自分は今まで凡夫が修行して仏になると思っていたが、そうではなかった。
人間は本来仏だから、仏になることができるのだ。本来仏である自分に気づく、それが悟りだったのだ、と。

 

これは禅宗の中にある教えですが、禅宗にかぎらず、「人間の中には本来仏性、または神性と称される素晴らしいものがある、それを認め、尊び、そしてその美しい花を咲かせましょう」というのが、各宗教に共通した教えのようです。

若い人たちには、このような尊いものが自分の中にあることを知って、自分や他の人に幻滅せず、自暴自棄にならず、ぜひ自分を大切にしてもらいたいと思います。

最後まで見て頂き、ありがとうございます。


自分に親切であれ!

2023年06月15日 | 人生

★科学の探求に真剣に携わるものは誰でも宇宙の法則の中に、一つの精神があることを確信するようになる。
                             アルバート・アインシュタイン

★目に見える現象の奥に奥深い秩序が隠され、その支配によって世界が成立している。  
                             ある物理学者(名前を忘れたので)

 

この世界の物理的な動きは、すべて法則で動いていることはよく知られている。そして、その物理的法則はすべて方程式で表わされるのだが、その方程式たるや、一般人の私にはまるで理解不能である。

ことほど左様に、この世界は高等数学的な秩序で成り立っているということである。そのことをよく理解している科学者たちの多くは、「神」とは言わないまでも、冒頭に掲げたような言葉を発せずにはいられなくなるのだと思う。つまり、この世界はでたらめの偶然的世界ではないということである。

 

物質的世界がそうであるならば、精神、あるいは心の世界に於いても、同様のことがいえるのではないか。

心の世界は目に見えないからわかりにくいが、やはり法則があり、けっして偶然やでたらめで動いているのではない。そのことは昔から、多くの諺でも伝えられているし、洞察力ある詩人、哲学者、宗教の指導者たちも同様のことを繰り返し語っている。

 

諺では、「笑う門には福来る」  「泣きっ面に蜂」  「人を呪わば穴二つ」など。

哲学者、西田幾太郎は「見ることは作ることである」とか、「想像力は創造力」と言っている。

イエスキリストは「与えよさらば与えられん」「人をさばくな、汝もさばかれんためなり」と教えている。

仏教では、「この世界は心のとおりを現わす世界である(唯心所現)と教えている。

 

言い方いろいろだが、ともかく自分が他にしたことが自分に帰って来るのである。

また、「類は類をもって集まる。類でないものは反発する」ともいう。

 

だから、人に迷惑をかけたり、危害を加えたりするのは、自分で自分の首を絞めるようなものなのだ。
一時、悪いことをして得をしたように見えても、必ずその反動があると思わなければならない。
これは決して神や仏が罰を当てるのではなく、あくまで原因・結果の法則でそうなるということである。

 

毎日のニュースを見ていると、このことを知らない人が多すぎる気がします。若い人ばかりではなく、大人もご存じないらしく、上に立つような人たちまでも、自分が良ければ他の人はどうでもよいと思っているらしく、セコイことをしてニュース沙汰になっている。

 

そんな大人のことはともかくとして、若い人たちには、是非、物理的世界だけではなく、精神の世界にも法則が働いていることを知り、結果的に自分の首を絞めるようなことできるだけつつしみ、、反対に、小さなことでもよいから、本当の自分が喜ぶようなことをするよう心掛けてもらいたいと思う。


フキノトウ

2023年02月22日 | 

数日前から、我が家の庭にいくつかのフキノトウが土の中から頭を出しはじめていた。

このフキノトウはいち早く春を感じさせてくれるので、これを見ると私はとてもうれしい。

私が子供の頃、父親は手で小さくちぎってみそ汁に入れるのが好きだったが、私もやはり好きで、父親が好んだ理由がよくわかる。そして、やはり親子だなと思いつつ、懐かしくなるのである。

 

 

○ひとに対して晴れやかに笑え、晴れやかな笑いは自他の栄養剤である。 

○周囲に対して微笑みかけよ。周囲もまたなんじににこやかに微笑みかける。 

○快活と憂鬱とは一つの心のうちでは同居できない。憂鬱が来たら快活はいなくなる。だから大笑せよ。
大笑して憂鬱を吹き飛ばせ。 

○憂鬱になってきたと思う瞬間、哄笑を爆発させよ。これが健康と若さを保つ秘訣である。 

                                                                                                     『生命の実相』22巻 より


セツブンソウ

2023年02月07日 | 

セツブンソウは節分の頃に咲くことからセツブンソウと名付けられ、江戸時代のこの時期には、江戸庶民に人気があって良く出回ったとか。しかし、今の時代、山でも行かなければなかなか見られない。

白い花びらのように見える部分は萼片(がくへん)だが、この部分の直径はわずか1~1,5センチと小さく、見つけにくい。それだけに見つけたときはとてもうれしい。とにかく、写真でもわかるように、可愛らしい花である。

 

 

 

 

 

 

○光となって輝きたい者は笑うがよい。幸福でもないのに笑えないというな。笑わないから幸福が来ないのである。  

 

○植物の葉に緑を与え、その花にいろいろの色彩を賦(あた)え、その果(み)に美しい光沢と美味しい味を与えるものは太陽の光である。それと同じく人間の心にも太陽の光が必要なのである。心に必要な太陽の光とは、光の名に相応しい、生命の自然から湧き起こる明るい歓びである。 

 

○天照大神が岩戸隠れをせられて天地ただ暗黒に満たされたとき、その暗黒の真っただ中にあっても悲観せず、失望せず、陽気な音楽を奏でつつ明るい笑いを笑い、ついにその暗黒を笑いによって吹き飛ばした天宇受売命こそ生粋の古代日本人の標本であり、「生長の家」人の好標本であるのである。苦難に面するとも朗らかに哄笑せよ。やがて諸君はその苦難を征服することができるであろう。 

 

○輝くような明るい笑いは人生の不幸を吹き飛ばし、不治症さえ雲散霧消する不思議な効果をもっているものなのだ。 

 

○自己に宿る「太陽の魂」をその十全の光において輝き出ださしめよ。なんじに宿るキリストを磨き出だせよ。イエスは常に「汝ら歓び勇め」と言っていたのである。 

                                        (谷口雅春著『生命の実相』15巻より)


もうじき梅の便り

2023年02月03日 | 
もう2月。
寒い日が続いているが、そろそろ梅の便りが聞かれる頃。
そう思うと、梅の絵を描いてみたくなった。
描いても出す宛はないが、自分の中に梅が咲いた。

   

     

         

○彼女は一日少なくとも3回、どんなことがあっても必ず心から声を出して笑うということに決めたのである。それで人と話している時など、ちょっとした機会があっても必ず心から笑うようにし、自分の部屋にいるときには鏡を見て笑うようにしたところが、まもなく健康が見ちがえるようになり、性格も一変して明るくなった。こうして主婦が快活になるとともに、その家庭は明るい愉快な幸福な家庭になってしまった。

 

○笑いはただその人自身を健康に愉快にするばかりではない。快活な人は周囲に幸福と健康とをまいて歩く。明るい朗らかな親切な笑顔を向けられては何人も幸福にならずにはいられない。そういう人が医者であれば、患者は医者の顔を見るだけでよくなったりするものである。

 

○朗らかな笑いは、自然が与えた最良の強壮剤である。哄笑を爆発さすとき、憂鬱な心で押さえつけられていた生理作用はたちまち活発に活動をはじめる。血液の循環は順調になり、白血球の喰菌(しょっきん)作用は増加し、自然療能はさかんになる。

 

○ちょっとした洒落、ジョーク、諧謔などに触発されて哄笑が飛び散るならば、諸君は砂漠でオアシスを見いだしたように蘇生って再び元気よく仕事に掛れるであろう。聡明な上役は、仕事の合間に下役の気を引き立てるような罪のない諧謔を飛ばす。能率を望む実際家もまた笑いの効果を知らねばならない。上手な教育家は生徒を時々ユーモラスな話で笑わせながら授業を進めて行く。それで生徒に喜ばれてかえって成績がよいのである。上品なユーモア、巧みな頓智、無邪気な馬鹿話、悪気のない哄笑――これらは天が与えた自然の良薬である。

                                        『生命の実相』7巻より  谷口雅春著


福寿草

2023年01月11日 | 

 

福寿草の花の最盛期は3月だが、ハウス栽培されたものが正月の飾りでよく見かける。いち早く春らしい雰囲気を感じさせてくれるのが好いのだろう。三重県鈴鹿山地北部にある「藤原岳」は『花の百名山』の一つとして知られている山だが、3月末頃から頂上付近一帯にフクジュソウが雪の中から顔を出し始める。4月初めには、その黄色い花がそこら中に咲き、登山者を喜ばせる。この時期になると、私は毎年のように登っていたが、今は懐かしい思い出である。この山で雪の中から顔を出している栽培でない、自然の中に咲くフクジュソウを初めて見たときの強い感動は今も忘れれない。

       

   

 

 


お世話になりました

2022年12月30日 | 人生


ある夕景

2022年11月20日 | その他

我が家の近くに、川沿いのリバーサイドパークというちょっとした公園があります。そこに数本のユリノキが植わっていて、夕景をバックにしたそのシルエットが美しく、私の好きな写真スポットになっています。そこから撮ったものが下の写真ですが見ていただければ嬉しい。(10月下旬撮影)

 

 

 

○高き理想、気高き感情をつねにもつことは若さをいつまでも保つ上に異常の効果があるのである。心が常に向上精神に燃え、いっそう高きもの、いっそう清きもの、いっそう天的なものに憧れるかぎり、その人の心は老いず、その人の心が老いないかぎり、その人の肉体は老いないのである。谷口雅春著 『生命の実相』より