以下は、自分が「有難い」気持ちになりたいと思い、たくさんの谷口雅春先生の著書から、抜き書きしていたものの一部ですが、他の人にも読んでいただければと思い、ここにもアップさせてもらいます。
○あなたが幸福になろうと思ったならば、まず、朝目がさめたとき、その“今日”に呼びかけて、「祝福されたるこの朝よ、あなたは太陽と共にすべての人間に幸福をもって来る。わが家族にも幸福をもって来る。私にも幸福をもって来る。私は感謝の心に満たされている。神さま、ありがとうございます。天地の万物、ありがとうございます」と感謝の言葉で、声を出して、また口のうちで唱えるもよい。感謝する人のところへ“感謝すべき良きもの”が集まって来るのである。言葉の力の応用である。
○神はすべての渾てである。一切のものは神の生命・智慧・愛の表現であるのである。一枚の木の葉、一輪の草花、日光、空気、水、その他、どんな大きいものも、どんな小さなものもことごとく神の生命・智慧・愛・・・などの実現ならざるものはないのである。
あなたは神の生命に包まれ、神の愛にいだかれ、神の智慧に導かれて生活しているのである。わたしたちを生かし、わたしたちを導いていて下さる神の霊の存在を自覚して、神に感謝しなければならないのである。
○神は到るところに在まし、わが内にもまします。それだから、人間自身が神を憶えば、神も人間を憶いたまう。其処に神と人との感応道交ということが行われるのである。・・・現実生活の幸福な状態は、あなたの存在の奥にある“神性”の自覚が第一歩なのである。どんなに人間が不完全に見えていようとも、それは吾らの心の鏡にそう映っているだけであって、どんなに映っていようとも、人間の実相は完全であるのである。
○今あなたに与えられてある幸福の数々に感謝せよ。今自分に与えられている数々の神の恵み、衆生のご恩に感謝せよ。今与えられている幸福や供給の数々を、いちいち名前を挙げて、その一つ一つに感謝して見よ。どんなに多くの恵みをわたしたちは既に受けていたかに気がついて驚くであろう。
○感謝によって神から受けたものに対する反射作用を完全にいとなむときその人の人生が明るくなってくるのである。感謝はすでに受けたる賜物に対する反射作用である。恩恵に対して感謝する心のない者は、この反射作用がないようなものであるから、光の世界に住みながら暗黒な生活を送るほかはないのである。
○感謝の功徳は実に数えきれないほど大なるものであるのである。自分の周囲のすべての人々に、感謝し、自分の周囲にあるすべての事物に感謝し、空気に感謝し、日光に感謝し、水に感謝し、すべての飲食物に感謝し、建物に感謝し、すべての什器・調度に感謝するがよい。さらに仕事に感謝し、自分の境遇に感謝し、僅かな収入であってもそれに感謝しつづけるとき、あなたはしだいに思いがけぬ幸福に見舞われ、不思議に収入は増加し、一層健康となるに相違ないのである。
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