ヒナゲシの花(東京都墨田区)
こんにちは。
今日も皆様、ありがとうございます。
最近は「教えて!goo」や「Yahoo!知恵袋」など、ネットで手軽に相談をしたり、それに答えるサービスが充実してきました。
しかし、おもに解答者の側の文面を見て、心を痛めることが少なくないんですね。
どんな点が痛ましいか。
それは、「ただ機械的に回答をしてしまっている」ということです。
一例を挙げると、「文面だけでは、あなたの環境がわかりません」とか、「もっと具体的に説明して下さい」というもの。
「これの何が問題なの?」と思った方は、少し考えたほうがいい。
人間、そんなにいつも、理路整然と物を言えるものではありません。
ましてや、いきなりネットに相談するのではなく、
その前には、多少なりとも解決のために、本人なりに心を擦り減らして、だからこそ相談しているということぐらい、想像はできないでしょうか。
だから、正しくは「これまで解決にあたってこられたのですね、お察し申し上げます」とか、
「お疲れだったでしょう」、「ご愁傷様でした」とか、
要は,ねぎらう姿勢、「解決に及ばなかった」という、相手の無念を受け止める姿勢があって、
それから本題に入るのが筋というものでしょう。
あるいは、もしわからないことがあるのなら、「お辛いとは思いますが、詳しく教えていただけませんか?」など、言い方というものがあるハズです。
少なくとも、私は人に相談されて、「わかりません」ては一度も言った記憶はありません。
相談に乗ること、弱った人を助けるのは素晴らしいこと。
でも、相談に乗ればなんでもいい、ただ解決方法を示せばいいということはありません。
自分でなんとかできず、人に相談するのは、それなりの事情があってのこと。
普通なら簡単に出来ることでも、心の問題がネックになって足踏みしてしまう経験、本当は誰でもあると思うのです。
そういう機微がわかっていれば、きちんと相手の心情を汲み取るところまで考える大切さも、自ずとわからないでしょうか!?
問題解決とは、問題そのものもそうですが、本人の心を軽くすることが、解決の手助けになることは少なくありません。
そのために、まず相手の心を軽くすることで、状況を説明しやすくしたり、あるいは重たい感情を吐き出させて、解決する気を引き出すこと、
これこそが、相談に乗る人、そして解決に当たる人の心得です。
間違えても、相談相手を弱らせるようなことはNGなのです。
相談されること、相談に応えられることは、なにより資質があるからこそ求められているのです。
そんな意気にこたえるためには、相手を温かく受け止める姿勢、ひいては器量がモノを言うのです。
こんにちは。
今日も皆様、ありがとうございます。
最近は「教えて!goo」や「Yahoo!知恵袋」など、ネットで手軽に相談をしたり、それに答えるサービスが充実してきました。
しかし、おもに解答者の側の文面を見て、心を痛めることが少なくないんですね。
どんな点が痛ましいか。
それは、「ただ機械的に回答をしてしまっている」ということです。
一例を挙げると、「文面だけでは、あなたの環境がわかりません」とか、「もっと具体的に説明して下さい」というもの。
「これの何が問題なの?」と思った方は、少し考えたほうがいい。
人間、そんなにいつも、理路整然と物を言えるものではありません。
ましてや、いきなりネットに相談するのではなく、
その前には、多少なりとも解決のために、本人なりに心を擦り減らして、だからこそ相談しているということぐらい、想像はできないでしょうか。
だから、正しくは「これまで解決にあたってこられたのですね、お察し申し上げます」とか、
「お疲れだったでしょう」、「ご愁傷様でした」とか、
要は,ねぎらう姿勢、「解決に及ばなかった」という、相手の無念を受け止める姿勢があって、
それから本題に入るのが筋というものでしょう。
あるいは、もしわからないことがあるのなら、「お辛いとは思いますが、詳しく教えていただけませんか?」など、言い方というものがあるハズです。
少なくとも、私は人に相談されて、「わかりません」ては一度も言った記憶はありません。
相談に乗ること、弱った人を助けるのは素晴らしいこと。
でも、相談に乗ればなんでもいい、ただ解決方法を示せばいいということはありません。
自分でなんとかできず、人に相談するのは、それなりの事情があってのこと。
普通なら簡単に出来ることでも、心の問題がネックになって足踏みしてしまう経験、本当は誰でもあると思うのです。
そういう機微がわかっていれば、きちんと相手の心情を汲み取るところまで考える大切さも、自ずとわからないでしょうか!?
問題解決とは、問題そのものもそうですが、本人の心を軽くすることが、解決の手助けになることは少なくありません。
そのために、まず相手の心を軽くすることで、状況を説明しやすくしたり、あるいは重たい感情を吐き出させて、解決する気を引き出すこと、
これこそが、相談に乗る人、そして解決に当たる人の心得です。
間違えても、相談相手を弱らせるようなことはNGなのです。
相談されること、相談に応えられることは、なにより資質があるからこそ求められているのです。
そんな意気にこたえるためには、相手を温かく受け止める姿勢、ひいては器量がモノを言うのです。