すみれの花(埼玉県秩父市)
こんにちは。
今日も皆様、ありがとうございます。
ちょっとしたことで怒り出したり、些細なことでも指摘しなければ気が済まないという人がいます。
あるいは、いつまでも人の至らなさを責め続けたり、不満を嘆いたりする人もいます。
当然、そんな器の狭い人を見たり、近くにいたら、嫌な気分にもなるのが自然でしょう。
たくさん嫌なことを飲み込んだり、人の尻拭いをして、器を拡げる努力をしつきた人なら、なおさらのことだと思います。
そもそも、強い人は、人に求めるようなことはしません。
足りない部分は自分で調達するか、黙ってやってあげるか、
いずれにしても、「損得感情はさておき、丸く納めよう」というのが、器の大きい人の考え方であり、立ち居振る舞いの仕方です。
ところが、器の小さい人は、そこがわかっていない。
だからこそ、言動も幼稚なら、成長もないわけです。
…と、「器が小さい人」を厳しく書き立てましたが、
すいません、誘導しちゃいました(笑)
「そうそう、だから困るんだよ」と思った方も、「実は、そういう人こそ…」と、器の狭い人の仲間入りをしてしまうかもしれないんですね。
というわけで、どうしたら人間関係の中で器を拡げられるか、一緒に考えてみましょう。
誰だって、本当はいつもご機嫌でいたいでしょう。
ご機嫌でいたければ、水に流せるものは流して、嫌なものには目を向けないようにしていればいい。
しかし、器の大きさが足りないと、許せる幅、大目に見れる幅、あるいはフォローできる範囲が狭いために、
ちょっとしたこと、小さなことの節々に、ピリピリしてしまうわけです。
さて。
これだけ広い世の中、気に入らないことがないほうがおかしいということくらい、
皆さんよくお分かりだと思うんです。
でも、それがわからないから、相手や環境が変わるわけでもないのに、
「許せない」とか「気に入らない」と、いつまでもこぼすしかなくなってしまうのです
お分かりになったでしょうか。
「器が狭い」ということは、世の中にいろんな意見があることや、フォローのやり方を知らない、ということに他ならないのです。
ということは、「わかればいい」だけの話。
つまり、「器が狭い人は、学んでいる最中なんだ」という見方をすれば、さほど気にもならないし、
「自分こそ、器が狭いかも…」という段になっても、罪悪感を持たずに済むのです。
そもそも、器の大きさが簡単に変えられるなら、誰も苦労はしません。
みんな、器を広げている途上だという意味では同じなのです。