先日、お菓子作りを好きになった理由について書きましたが
思ったよりも反響があって驚いています。
本ブログは基本的に一方通行ですが
たまーに こうしてマジなやり取りがあると嬉しいですね。
けれど、この「たまに」というところがミソ。
ひっそり・のんびり・気が向けば更新というスタンスを取ってきた私にとって
これくらいが性に合っているのだと思います。
こんな若輩者に付き合ってくださった方々、ありがとうございます。
さて、前回はその「きっかけ」に重きを置いておりまして
とても大事なことを書き忘れていたことに気が付きました。
それは、お菓子作りは楽しいということ。
お菓子を作るのって、とても論理的な作業なのです。
それぞれの材料の特性を知っていれば
(参考にする既存のレシピがあるとは思いますが)
自分で配合を考えてレシピを作り上げることができます。
たとえば、バナナマフィンを焼きたいとします。
基本のマフィンのレシピにバナナを潰して加える選択肢もなくはないですが
(それでも、きっとそれなりに美味しいものが焼ける)
プレーンマフィンはそれで一応「完成」しています。
ですから、そのままバナナを加えると
バナナの糖分が加わったことで甘くなりすぎたり
水分が増えてどっしり重くなったりすることもあるでしょう。
そこで、砂糖は何グラム減らそうか。
砂糖には甘みを付けるということ以外に
保湿性(しっとり感をだす)を保つという性質もありますから
あまり減らしすぎるとしっとり感が失われてしまいます。
水分はどうする?
バナナの水分量は70%ちょいだからそれを参考にしましょうか。
バナナをピューレ状にしても固形物が増えることには代わりないから
ベーキングパウダー(膨らし粉)を多めにして保険かけとこ……
などなど(他にもいじる要素は盛りだくさんですが)
頭の中で配合を組み立てていきます。
そうして実際に作り始めるわけですが
ここでは生地の状態を観察しつつ、時に途中で味見をしたりして
必要があれば砂糖を増やしたり粉を増やしたりします。
生地の混ぜ方や回数もその時の様子で変えます。
このあたりのさじ加減は、経験やカンがものを言うので
先程のような理詰めの楽しさはありませんが
こうした直観的なセンスが要求されるのも魅力のひとつです。
(あとから加えた材料もきちんとスケールで量ってメモしておきます)
さあ、焼きあがったら楽しい試食の時間です。
作った人の特権、焼きたてあつあつをちょっとつまんで
あとは、しかるべき時間寝かせたものをいただきます。
うん、ふつーにおいしい。という感想から
これは美味しすぎる!人にあげちゃいやよ!という嬉しい感想まで
その時々でいろいろですが
その反応を見つつ、自分の評価とも合わせて
そのレシピのよかった点、改善点などをひとつひとつメモしておきます。
あとで見返して、そのレシピを参考に試作し直すor再現ができなかったら
意味がありませんからね。
この数字を操っている感覚がとても楽しいのです。
お菓子作りって結構理詰めなのですよ。
偉そうなことをつらつら書いてきましたが、所詮は素人。
これからも精進あるのみです。
今日は講義が午後からなので
これからテルマエ・ロマエⅡ観に行ってきまーす。
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