しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

しゃちくんは野良猫って何?

2009-04-20 20:26:49 | ブログの入口
写真も絵文字もない殺風景なブログを見てくれる人がいたなんてちょっと感激です!まだインターネットを始めて1か月に満たないので何をどうしたらいいのか迷いつつも、タイトルにある猫の事が何も書いてないのに気がついてしまいました。

吾輩は江戸川区で父と二人で細々と材木屋を営んでおり、近所にお世話したチャーボーという元野良猫のご主人がちょうど一年前に亡くなってしまってのう。子供がいない奥さんは糖尿病が進行して目がほとんど見えないし、一人では生活する事が出来ないのでチャーボーをおいてどこかに行ってしまい、また野良猫に戻ってしまった。チャーボーは毎日奥さんの乗る介護福祉のバスの見送りとお出迎えをして近所でも名の知れた忠猫だったのに、誰も住んでないからって家も取り壊されてからはどこで寝てるのかもわからない。でも昼間は近所をうろうろしてるしチャチャの飼い主さん家でゴハンも貰っている。でもそのゴハンを失敬する奴が現れてのう
それがしゃちくん(しろくろとしか呼んでないけど)でさ、まだ大人になる手前のケンカが弱くてチャチャを兄貴と慕ってついてまわる、海に棲むシャチのような色、うさぎのようなぼんぼりしっぽ。後ろから見たらただの黒猫である。

寒くなって事務所にストーブを出す頃から、暖をとりにチャーボーが開店と同時に出社してきてはストーブの前が指定席みたいに動かない。それをしゃちくんが不思議そうに眺めてついでにうちの会社内が散歩コースとなり、フォークリフトのシートがベットとなり、年末頃から住みつくようになった。夜は無人となるのでシャッターが下りる音でチャーボー(以前閉じ込められてたから)はすぐに出てゆくのにしゃちくんはどこかに隠れて宿を確保する技を覚えたようである。

1月10日頃に店を開けるといつものようにしゃちくんがお出迎え。でも店の奥で猫みたいな物体がみえた気がした(この時期の朝6時30分はまだ暗い)ような?明るくなってからわかったのですがシャム猫の雑種で両目がブルーのメス。きっと迷い猫だろうと思って飼い主さんが現れるのを待つ事にしたが、生後3か月くらいで人になついていないし、しゃちくんとぴったりくっついて寝ているのを見てたらまるで野良猫どうし肩を寄せ合い生きているみたいな、なんか追い出せないよなぁ~1月といえば年始のあいさつでいろんな方がやってくる。景気が悪いと出てくる言葉はとても暗くて気が滅入るものだが、ストーブの前を陣取るチャーボーや追いかけっこをしてるしゃちくんとチビ猫の姿を見ては話題は猫が中心でなごやかになり「いっそ招き猫にでもなってくれればうれしいんだけど」なんて言ってたら今年は1月は本当に忙しい月となりました。

現在しゃちくんはねこ缶をくれ~!と足にすりすりしてくるようになって、隙あらば抱っこも出来ちゃうようになって、チビ猫は警戒心が強いのでじゃれるのに夢中な時は隙あらば背中をさわってやる。そのチビ猫が土曜日から行方不明になってしまい、しゃちくんはすごく寂しそうで元気も無い。どこかの家で飼い猫として生きてくれればと願っているのだが。
コメント (2)
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