死に目に会えなくても構わないと思っていた。
トラックに材木を積んで配達に向かう途中でした。
兄から携帯に連絡がありそれを知らされた。
やるべき事を終わらせる、仕事は投げ出してはいけない!
荷物を下ろしてから地元の葬儀屋さんに向かう。
病院から自宅に父を連れて帰る段取りをしてから
会社にトラックを仕舞い、お隣りさんに挨拶した。
「しばらくの間会社を休みますので宅配便の荷物を受け取って下さい」
「心配いらないから早くお父さんに会いに行って来なさい!」
感情を無くしてしまったかのように冷静です。
吹き出す汗は半端ではないwww
病院に到着しても葬儀の段取りに追われ、携帯は鳴りっぱなし。
一日に25体を火葬出来る瑞江火葬場が予約がぎっしりですwww
生前に墓地を購入してあるから住職さんの予定を確認してから
火葬場とセレモニーホールを押さえてから
「まだお父さんに挨拶していないでしょ?」
妹に言われて初めて気が付いた。
黄疸で全身まっ黄色の父と対面した。
「お疲れ様、やっと苦しみから解放されたんだね?」
正直、脳梗塞と末期ガンのダブルパンチではこれといった
治療も出来ずに悔しい気持ちが残った。