食あたりでトイレ通いをしながら高校野球の決勝戦をテレビ観戦した。
慶應 対 仙台育英 両校とも頭髪が坊主頭ではないので新鮮に感じた。
野球部よりもサッカー部に選手が集まる理由の一つにこの坊主頭がある。
主催する朝日新聞がそうであるように実に封建的である。
スポーツ選手は髪形など気にせずに全力で打ち込めとか
チームプレーに個性は要らないとか私が野球嫌いになったのもそういう古臭い部分。
最近は母親が坊主頭を嫌がるのもごく当たり前な感覚です。
観客席の大部分を慶応の応援団が占めて圧倒してた。
先頭打者ホームランで燃え上がった球場は慶応のホームグランドの様相で
追加点が入り仙台育英も2点奪取して3-2の攻防が続いていたが
5回表の2アウトから5打点を追加する慶応が仙台育英を突き放した。
この時点で慶応の優勝が決まったなぁーと確信。
打撃力のあるチームの試合は面白い!
野球もサッカーも点差が開くと選手の覇気の違いも出てつまらくなる。
試合観戦を止めて買い物へ行き猫の餌やりに行きました。
慶応の選手の中に清原和博の次男勝児が出場して親子で甲子園優勝は史上初だとか。
薬物中毒だった清原が野球馬鹿に戻ってくれて嬉しく思う。
やわらちゃんこと柔道の谷亮子さんの息子も東京学館浦安で奮闘したが
甲子園出場は叶わずでした。
高校野球って日本のスポーツの原点であって頂点でもあるような気がします。
107年ぶりの甲子園優勝が懸かっていたとは言えあの応援団の人数は
相当な金額の寄付金を集めたのでしょうか?
金持ちの子息が通うから在校生は自己負担で全員が応援に行ったとか?
とにかくけた違いの応援団に圧倒された試合でしたよね。
これまでで一番記憶に残っている試合は
材木屋を畳む決意をさせてくれた秋田の金足農業の決勝戦です。
県立高校なのでピッチャーは1人で投げ抜いてきたが
やがて投壊して崩れる様が自営業の自分と重なって
「よくぞここまで頑張ったな!」と自分を自分で褒めて廃業を決断。
緊張の糸が切れて気持ちが軽くなると体調も良くなり自分を取り戻せました。
翌月に従弟の不動産屋で保有する土地を見に行き借りることに。
そこを開墾して畑にして今も利用してます。
今年初めてトウモロコシと枝豆を植えたが雨不足と日照りで多分全滅かな?
大きな挫折を経験するとこれくらいの事ではへこたれなくなりますね♪
スポーツでも仕事でも挫折が人を大きく育ててくれるのかもしれません。
今年は駄目でも来年頑張ろうと思えるのです。