現在お付き合いをしている女性とは週末をホテル
で過ごす
そんな関係が続いている。
先週の土曜日は同業者組合の総会・新年会があったので一回休みとなる。
前の週にホテルで彼女から「もう終わりっ
」と言われたばかりなので
二人の関係修復を考えて日曜日に会う約束をした。
気持ちのすれ違いも多いから近くのやきとり屋さんに行った。
彼女は魚介類が食べられないと聞いていたけど
他にも嫌いな食べ物が多い偏食家だと、知る事も出来た。
つまみをあまり食べずに酒を飲むから酔っぱらうのも早い。
店を出てから「タクシーを拾ってホテルでも行こうか?」と誘うが
「ううん、明日の仕事に影響するだろうから止めとこうよ」
「じゃあ、そこらへんのスナックにでも行く?」
「知ってるお店あるの?」と公園の前の店まで歩いた。
以前に何度か来たことのある店のドアを開けて入店。
覚えているような覚えていないような私とママさん。
「あら~なんてきれいなお嬢さんだこと!」
確かに年増のママさんとフィリピン人のホステスしかいないスナックでは
美人の彼女は輝いてしまう。
ママさんが褒めちぎるから彼女もすっかりごきげんだった。
彼女は以前、雇われママさんとして一軒のお店を切り盛りした経験もある。
ここでも手伝って欲しいと勧誘されていた。
酔っぱらっている彼女は気が付くと他のお客さんを接客しているぞ?!
私がカラオケで歌っている時も全然聴いていないしねぇwww
彼女は酔っぱらうと淫らな女に変貌する。
きわどい会話と密着した態度で他のお客さんは喜んでいるけど
私と言う連れがいるので遠慮がちです。
彼女には私の存在が見えなくなっているみたいです。
「もうそろそろ帰らない?」と聞いてみたが
「まだ帰らない」と彼女。
「それよりもスピッツを歌って欲しいなぁ」
「好きな歌、ある?」 「わかんなーい」
どうせ私の自己紹介に書いてあったから言っただけなのでしょう。
歌ったのはこの曲です。
crossroad
歌いながら他のお客さんと会話をしてる彼女を見つめる。
「あの方はいつも猫と遊んでいる駐車場の前の工場の社長だよ」と教えたのに
何やら親密な雰囲気の彼女。
分岐点に立っている私。
心が通じ合えるようにと一緒に過ごす時間をつくってみたけど
彼女とは別れようと決断をする。
歌い終わってから彼女がトイレに行った際、勘定を支払った。
トイレから出てきた彼女に「明日は早いからもう帰るよ」と言ったが
「あたし、まだ帰りたくない」
「支払いは済ませてあるから好きにしなよ」
ダウンを着て店を出たらママさんとホステスが追いかけて来て
「待って!今、彼女に支度をさせているから、お願い!待って!」
泣きながら店を出て来た彼女を抱きしめた。
「さあ、一緒に帰ろう」と歩きだした。
こうした危機を乗り越えてこそ二人の粘着力は増してゆくのでしょうね。
と結ぶ予定でしたが彼女が電話で「もう、お酒はやめたから」とか
夜、駐車場でも「土曜日のホテルも止めとく?」とか言うので
「白黒つけたりしないでね。結論付けを急ぐと壊れてしまうよ」
注意をしたが彼女には通じないwww
二人のこれからの幸せが描けなくなってしまいました。。。