年末にこの体調では何もできませんねぇ~
汗が出るまで風呂で温まっても直ぐに足が冷たくなる。
眠りも浅く下痢が続いて夜中にもトイレ通い(-_-;)
外猫の餌が元旦に無くなるのでもう少し買い出しに行きます。
3輪スクーターは重宝してますね。
近年は多くの業種がしっかりと休むようになりました。
28日現在、正月の静けさに包まれた。
御用納めと言っても公務員と大企業だけが仕事を納めることが出来
自営業者の多い下町は大晦日まで慌ただしく仕事でした。
若い頃は12月31日に集金があると「何という非合理的な慣習だろうか」と嘆いてましたね。
今年はカレンダー通り29日(金)が仕事納めの会社が多いでしょうか。
年末の銀行営業日に入金が無いと倒産して首つり自殺なんてのもあった。
バブル時代の中で生きていた私が不思議に思うのが
中小零細企業はみんなが休んでいる時こそ働いて稼ぐのが当たり前だった。
現代は周囲が休みの時には同調して休むから稼ぎが少ないのです。
あの時代を誰もが豊かで贅沢を謳歌したと表現するのは間違いで
日本人の誰もがハングリー精神を持っていたのです。
チャンスを掴んで成功すれば一財産築くことが出来るが
失敗すると返済できない程の負債を抱えて首つり自殺した人も出た。
儲け話を持ち込むと融資を受けられて資金調達もスムーズで。
でも世の中そんなに甘くはない。
実家に戻った時に生まれ育った土地が借地だったので地主と裁判で争ってた。
135坪の土地に4億5千万円の値が付き 借金してでも欲しがった父。
毎月の返済額は500万円です。
バブルは弾けたのに私が跡継ぎとして戻ってからは離れてしまったお得意さんが戻ってきて
小さな材木屋が毎月最高益を出していたので父の気持ちも大きかった。
でも博打は打たずに土地を返して作業場を手直しして出直すことに。
3年の猶予期間の間に着々と準備を進めてきた。
会社を移転した年始めに発生した阪神淡路大震災がバブル経済に終止符を打った。
売上が落ち込み日本中の歯車が狂い始めたと実感した。
父と二人で「借金して土地を買っていたら親子で首をつっていたかも」と胸をなでおろす。
勇気ある撤退だったと思います。
ここから同業者が次々と倒産したと記憶してます。
反対に父を山形出身の田舎者と馬鹿にしていた叔父が不動産投資で失敗して落ち込んでた。
義父の救済で首の皮一枚で生き延びた。
天国と地獄は紙一重。
父亡き後、材木屋を続けて来れたのはこの叔父と跡継ぎの従弟が助けてくれたからです。