こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
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在宅緩和ケア研究会 その2

2009-05-20 23:40:10 | めぐみ在宅緩和ケア関連
昨日は、めぐみ在宅クリニックの、在宅緩和ケア研究会でした。

今回は、対話記録ではなく、
「どんな病気でも、どこに住んでいても安心して最後を迎えられる地域になれるか」
というテーマに沿った、フリーディスカッションをすると言うことで、かなりの人が集まりました。
進行は「瀬谷の母」と人が呼ぶNPO法人「ワーカーズわくわく」の代表中野さん。
区の高齢福祉課の人たち、ケアプラザの人たち、それに訪問看護ステーションや、あちこちのケアマネや、訪問入浴のスタッフ、病院の連携室ナース・・・
ぎゅうぎゅうずめの状態の中、A to Z 始まりから終わりまで。
プロジェクト「Z 40」(在宅死40%だって?!)と題して、地域で見取れるシステム作りの基礎を作る、と言うもくろみに皆見事に巻き込まれていったのでした。
今回は、そのために「今できることは何か?」をピックアップし、分類しました。
まとめると、
*支援の体制作り。
*情報の共有化。
*啓発や研修
*家族支援
*ボランティアや後進の育成
に大きく分類されました。
今後は、「在宅でも死ねるぞ」実行委員会を作り、このテーマに沿って、「支える人も支えられる」地域を作っていここうと言うことになりました。
・・・
しかし、これって大変なことです。
どこから手を付けていいのやら・・・
とりあえず、行政も巻き込んでのプロジェクトになりそうです。
川越 厚先生の「地域緩和ケアシステム」も参考に、瀬谷独自のネットワークができるといいのですが。

来月は、実際独居で看取りをしたケースを紹介し、検証することとになりました。
最初のケースは、めぐみ在宅とうちのステーション、下瀬谷ケアプラザ、輝きの杜ヘルパーステーションのチームで看取ったケースとなりました。

来月は、このケースをどのようにプレゼンするかで、今後の方向性が決まってくると思うので、十分練ってみたいと思っています。