今日は、移転後初めてのめぐみ在宅緩和ケア研究会でした。
日産のショールームだっただけあって、この広さ。
外来待合室と研修ルームですね。
ピッカピッカです。
車も結構停められますが、2階Pはすごくカーブがきつくて、切り返さないと登れませんでした・・。
次回からは、やっぱ歩いてこよっと。
今日は30分ほど、いつもの「支え」についてのお話で、初めて参加された方は熱心に耳を傾けていました。
このあと、地域別にKJ法によるグループディスカッションを行いました。
瀬谷区、旭区、泉区、その他の地域の4グループに分かれ、その地域の課題、対策を話し合い、そのうえで、あればめぐみ在宅に望むことを話し合いました。
瀬谷区は、私がファシリテーターを務めましたが、瀬谷の菩薩であられる中野さんやうちのスタッフや、あゆみ訪問看護STの管理者や、傾聴ボランティアさんなどの知った顔ぶれが多く、新鮮なところでは高校生の時、小澤先生の講演を聞いて医師をめざして医学部に入った青年とその母なんかもいて、活発な意見が出ました。
その他の地域は、どちらかというと大学病院の医師や、他区で在宅緩和ケアをやっている医師、病院ナースなどが多く、話の収集がなかなかつかないほど盛り上がっていたようです。
多かった意見としては、
本人が在宅を希望しても、周囲の環境や意見がそれを阻んでいることや、在宅療養ができる環境であると言う事さえ、知らない人たちがまだたくさんいるのではないかと言う事でした。
また、在宅療養をしていても、介護者の逃げ場がないことや、レスパイトとしての受け入れ先が非常に少ないこと、在宅での看取りまで責任を持ってみてくれる医師が限られていることなどでした。
そして、訪問看護師や在宅支援診療所の医師、一部の介護事業所が行っている、24時間体制が体力的にも、精神的にも負担が大きく、絶対的にマンパワーが不足しているという声もあがりました。
今後、人材育成や情報の交換や発信、多様化する相談にも対応できるネットワークを作り上げていくことが必要という結論となりました。
でも、こういう勉強会にしても、あちこちでのセミナーにしても、自分からアンテナを張っていなければキャッチできないわけですよね。
意識的に多職種と接点を多く持ったり、いろんな意見を聞いて改善しようとしなければ、何も変わらないわけで、どうしたらそこに意識を向けてもらえるのかも課題だと思いました。
ヘルパーさんだって、隣のおばちゃん感覚で仕事をしている人もいれば、プロ意識を持ってあっぱれな仕事をしていく人もいますよね。
ある事業所のヘルパーさんは、おなかの調子が悪い患者さんに「じゃあ今日はおかゆにしましょうね。」と言って、ご飯にお湯をかけて、ふやけたら食べるように言ったそうです。
しかも、おかずはジャガイモをチンしてマヨネーズをかけたものだったとか・・。
居合わせた者が、「あなたどこのヘルパーさんですか?」って聞いたら「えーっと、えーっと。確かここに電話番号と名前が・」ってカバンを探りはじめたそうで、「自分の職場の名前も出てこないのか?!」って、あきれてものが言えなかったそうです。
これは本当に、つい最近あったことですよ。
やはり、同じラインに立って初めてチームが組めるわけで、まずは底上げしないとまずいんじゃないかと・・。
もちろん施設も同じですね。
二言目には「何かあったら責任問題」「事業所を守らねばなりません。」って、逃げることしか考えないで、都合のいい利用者さんだけ選りすぐっている施設と、一生懸命さがビンビン伝わって来るような施設との差が大きすぎますから。
そんなに何かあるのが怖いのならgitanisさんじゃないけれど、「やめちまえ」って言いたいです。
日産のショールームだっただけあって、この広さ。
外来待合室と研修ルームですね。
ピッカピッカです。
車も結構停められますが、2階Pはすごくカーブがきつくて、切り返さないと登れませんでした・・。
次回からは、やっぱ歩いてこよっと。
今日は30分ほど、いつもの「支え」についてのお話で、初めて参加された方は熱心に耳を傾けていました。
このあと、地域別にKJ法によるグループディスカッションを行いました。
瀬谷区、旭区、泉区、その他の地域の4グループに分かれ、その地域の課題、対策を話し合い、そのうえで、あればめぐみ在宅に望むことを話し合いました。
瀬谷区は、私がファシリテーターを務めましたが、瀬谷の菩薩であられる中野さんやうちのスタッフや、あゆみ訪問看護STの管理者や、傾聴ボランティアさんなどの知った顔ぶれが多く、新鮮なところでは高校生の時、小澤先生の講演を聞いて医師をめざして医学部に入った青年とその母なんかもいて、活発な意見が出ました。
その他の地域は、どちらかというと大学病院の医師や、他区で在宅緩和ケアをやっている医師、病院ナースなどが多く、話の収集がなかなかつかないほど盛り上がっていたようです。
多かった意見としては、
本人が在宅を希望しても、周囲の環境や意見がそれを阻んでいることや、在宅療養ができる環境であると言う事さえ、知らない人たちがまだたくさんいるのではないかと言う事でした。
また、在宅療養をしていても、介護者の逃げ場がないことや、レスパイトとしての受け入れ先が非常に少ないこと、在宅での看取りまで責任を持ってみてくれる医師が限られていることなどでした。
そして、訪問看護師や在宅支援診療所の医師、一部の介護事業所が行っている、24時間体制が体力的にも、精神的にも負担が大きく、絶対的にマンパワーが不足しているという声もあがりました。
今後、人材育成や情報の交換や発信、多様化する相談にも対応できるネットワークを作り上げていくことが必要という結論となりました。
でも、こういう勉強会にしても、あちこちでのセミナーにしても、自分からアンテナを張っていなければキャッチできないわけですよね。
意識的に多職種と接点を多く持ったり、いろんな意見を聞いて改善しようとしなければ、何も変わらないわけで、どうしたらそこに意識を向けてもらえるのかも課題だと思いました。
ヘルパーさんだって、隣のおばちゃん感覚で仕事をしている人もいれば、プロ意識を持ってあっぱれな仕事をしていく人もいますよね。
ある事業所のヘルパーさんは、おなかの調子が悪い患者さんに「じゃあ今日はおかゆにしましょうね。」と言って、ご飯にお湯をかけて、ふやけたら食べるように言ったそうです。
しかも、おかずはジャガイモをチンしてマヨネーズをかけたものだったとか・・。
居合わせた者が、「あなたどこのヘルパーさんですか?」って聞いたら「えーっと、えーっと。確かここに電話番号と名前が・」ってカバンを探りはじめたそうで、「自分の職場の名前も出てこないのか?!」って、あきれてものが言えなかったそうです。
これは本当に、つい最近あったことですよ。
やはり、同じラインに立って初めてチームが組めるわけで、まずは底上げしないとまずいんじゃないかと・・。
もちろん施設も同じですね。
二言目には「何かあったら責任問題」「事業所を守らねばなりません。」って、逃げることしか考えないで、都合のいい利用者さんだけ選りすぐっている施設と、一生懸命さがビンビン伝わって来るような施設との差が大きすぎますから。
そんなに何かあるのが怖いのならgitanisさんじゃないけれど、「やめちまえ」って言いたいです。
最近某医大からの在宅ホスピスについてのアンケートがありました。
在宅ホスピスを実現するためにはなにが必要だと思いますか?との問いにめぐみさんのような病院と本当は書きたかった。実際には医療と介護それぞれが患者さんの想いに近づいてチームとしてお互いを認めあえること。自宅での状態、希望をいつも観察したり聞いている訪問看護師の意見を真剣に聞いてくれる医師がいること。などたくさん書きました。
ありえないことですが、当ステーションは院長夫人が事務長で私が何を書いたかをチェックしてから返信しました。だから最終的に私の意見が書かれたかはわかりません。
もちろん院長は今にも息が止まりそうな人に点滴や採血の指示を出します。
そんな環境で、理想にはまだまだ遠いですが、少しでもこぶた部屋さんのような正しいことは正しいと言える管理者になりたいと思っています。でも、院長が経営者なのでクビも近いかも!
なにより、患者さんたちが一番の理解者になってくれると思いますよ。
応援します。
お互いがんばりましょう!