t-catの徒然寄稿

興の赴くままの煩悩炸裂日記です。買い物(散財)やら、最近のハマリ物公開中。猫(ラグドール)と暮らして18年が過ぎました。

2014年3月16日B747退役記念 さよならフライトチャーター熊本 その6

2014-03-27 22:35:42 | りーど・みー・ふぁーすと
今回のフライトチャーターの目玉は…

きっと参加者皆さんごとに違ってくると思います。

もちろん、主役は747。

で、個人的に期待したのは、機長さんのフリートークでした。

ミーハーでごめん。

でも、運行従事者さんと空港ですら滅多にすれ違わないんです、
コメントなどを記事の形で読むことはあっても、
ご本人たちにお目にかかる機会はまずない。

この辺りは、詳細にblogに書かれている方も多いし、
ちょっと日数空いちゃったので記憶が定かではないところは
ご容赦の程を。

今回の運行、
熊本行きはタカハシ(高橋?)機長、
タッチアンドゴーはコウノ(河野?さんでしょうか)機長が担当されました。

画像では、向かって右がタカハシ機長、
左がコウノ機長です。

わーい、やっぱり、成田でお目にかかったお二人でしたあ!

ミーハーでごめん。




JA8961はタカハシ機長の入社時に導入された機体、
同期がひとりいなくなるのが寂しい。
(8960が引退したことも同時に触れられていました)
とうとう最後の一機になってしまったという…

そうかあ、先週、沖縄で乗った、あれがとうとう…
ちょっと寂しくなりました…

海外では747の機長というと同じパイロット間でも
やっぱりハクがつくというか別格扱いをされるのだそうです。

が、ご本人が機長になられた時は
彼らの常識からすると随分と若輩者とみられたそうで
信じて貰えなかった…的なことを話されてました。

アジア系は若く見られるんですよ。


コウノ機長はコクピットが三名体制だった頃から乗務されていたとのことで、
航空機関士から副機長、機長というルートを取られて昇進されました。

で、パイロットはエポレットや袖線が4本、金色が4本。
航空機関士は金が3本(2本かも、うろ覚えですみません)、
えんじ色の線が1本で4本線。

機長になった頃、航空機関士の方がベテランで年長者だったりすると
海外の空港のスタッフからは、貫禄からそちらが機長だとみられ、
報告もそっちへ行ってしまい、「自分が機長なんだけど」と
思われることも多々…あったとのことでした。

アジア系は若く見られるんですよ。

もちろん、御両名からは747のポテンシャルの高さについて
熱く熱く語られるシーンもとっても多く、
(地球何周とか、月間何往復とかの数字が細かい!
覚えてません(大笑) さすがパイロット、ホント細かい!)
機体に対する信頼度の高さが伝わってきました。

どの機長も折に触れて速度の速さ、安定感を口を極めて仰ってますが、
その速度についてのエピソードとして。

運行時、到着時間がタイトで間に合いそうにない時、
高度を一段下に下げ、(もちろん、管制の許可を取るそうですよ)
先に飛ぶ別の航空機をさっと抜いて先回りする、という芸当ができるのは
747の持つ航空性能の高さ、そんだけ早く飛べるから、というお話でした。

エンジン1機でも飛べますよ、とはよく聞く話ですけど
(ホントですよ、飛べるんですよ)
いっくら性能が高くても残れないのには理由がある。
日本の航空会社が選んだ道なのだろうな、とそこんところは寂しいです。

コウノ機長も仰ってました。
最後の最後にエンジンを切る時、こみあげるものがあるのだろうな、と。

ここで言葉に詰まられ、

私もついつい…

もらい泣きしてしまったんです…


今日はここまで。

明日も…まだ続くかな。


ANAブログレポート
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