8月は天候に振り回されっぱなしの毎日。この週予定の穂高、ジャンダルムも大いに振り回されました。
予定では順当に新穂高からロープウェーで西穂山荘に入り、翌日奥穂まで縦走するというものでしたが、天気予報によると予定している日程の最終日(28日)以外は何ともパッとしない様子。それではと思い切って予定を変更し、26日上高地から入山して2日目に穂高岳山荘に入り、最終日の28日に一気に西穂まで縦走して下山するという形にしました。
予報通り(悪い天気は予報通りになる・・・)26日は土砂降り。雨の中を横尾山荘めざし黙々と行進。山荘直前では親離れしたばかりの子熊にも遭遇。このところよく目撃されているようです。
さて翌27日は朝6時に横尾山荘を出発。涸沢からザイテングラードを経由して、穂高岳山荘へ入りました。この日はとりあえず雨具は着ないうちに山荘へ入れました。
いよいよ最終日の28日。朝3時に起床。外は濃いガスに包まれ視界はほぼ無し・・・。それでも朝食を済ませ準備を整えているうちに、いつの間にかガスは消えはじめ、視界も効いてきました。4時15分穂高岳山荘発、一路奥穂山頂を目指します。
寝起きの体と、冷たい風に悩まされながらも1時間ほどで奥穂に到着。5時に身支度をと整えいざ縦走へ。
今回は奥穂からの縦走なので、いきなり出だしが馬背の下り!昨夜までの雨とガスでまだぬれている岩はとても滑りやすく、緊張の連続でクライムダウンしました。これが前半の核心だったかな・・・
続くロバの耳も慎重に超え、いよいよジャンダルムへ。これは裏側から無難に登頂。ここまで約3時間。
コブの頭で小休止ののち、天狗のコルへの長い長い下りにかかります。ガレと鎖をこなし天狗のコルへ。前半の山場を終了。ここからは大小のアップダウンをうんざりするほど超えて西穂へ向かいます。
このまま天気は回復していくのかと思いきや、稜線は再びガスに覆われその全貌を望むことは出来ませんでした。そんな中ひたすらガレ場ののぼり下り、そしてクサリ場を越え天狗の頭、間ノ岳と通過していきます。
時折ガスの切れ間から西穂山頂が見え隠れする中、大きなピークをいくつも越えて、11時にようやく西穂高岳の山頂へ。振り返ればそこにいま越えてきた稜線が見えるはずですが、今は濃いガスの中・・・
あとは12個あるといわれる独標までの小さなピークを、いやというほど越えて午後3時30分西穂山荘へ。時間はかかりましたが、無事に今回の大イベントを終えることが出来ました。
イヤーこの縦走、本当に長大で一筋縄ではいかないなーと改めて実感させられました。でも悪いコンディションの中、無事にこなせたことは本当によかった。そしてお客さんには拍手です。よく頑張りました!!
予定では順当に新穂高からロープウェーで西穂山荘に入り、翌日奥穂まで縦走するというものでしたが、天気予報によると予定している日程の最終日(28日)以外は何ともパッとしない様子。それではと思い切って予定を変更し、26日上高地から入山して2日目に穂高岳山荘に入り、最終日の28日に一気に西穂まで縦走して下山するという形にしました。
予報通り(悪い天気は予報通りになる・・・)26日は土砂降り。雨の中を横尾山荘めざし黙々と行進。山荘直前では親離れしたばかりの子熊にも遭遇。このところよく目撃されているようです。
さて翌27日は朝6時に横尾山荘を出発。涸沢からザイテングラードを経由して、穂高岳山荘へ入りました。この日はとりあえず雨具は着ないうちに山荘へ入れました。
いよいよ最終日の28日。朝3時に起床。外は濃いガスに包まれ視界はほぼ無し・・・。それでも朝食を済ませ準備を整えているうちに、いつの間にかガスは消えはじめ、視界も効いてきました。4時15分穂高岳山荘発、一路奥穂山頂を目指します。
寝起きの体と、冷たい風に悩まされながらも1時間ほどで奥穂に到着。5時に身支度をと整えいざ縦走へ。
今回は奥穂からの縦走なので、いきなり出だしが馬背の下り!昨夜までの雨とガスでまだぬれている岩はとても滑りやすく、緊張の連続でクライムダウンしました。これが前半の核心だったかな・・・
続くロバの耳も慎重に超え、いよいよジャンダルムへ。これは裏側から無難に登頂。ここまで約3時間。
コブの頭で小休止ののち、天狗のコルへの長い長い下りにかかります。ガレと鎖をこなし天狗のコルへ。前半の山場を終了。ここからは大小のアップダウンをうんざりするほど超えて西穂へ向かいます。
このまま天気は回復していくのかと思いきや、稜線は再びガスに覆われその全貌を望むことは出来ませんでした。そんな中ひたすらガレ場ののぼり下り、そしてクサリ場を越え天狗の頭、間ノ岳と通過していきます。
時折ガスの切れ間から西穂山頂が見え隠れする中、大きなピークをいくつも越えて、11時にようやく西穂高岳の山頂へ。振り返ればそこにいま越えてきた稜線が見えるはずですが、今は濃いガスの中・・・
あとは12個あるといわれる独標までの小さなピークを、いやというほど越えて午後3時30分西穂山荘へ。時間はかかりましたが、無事に今回の大イベントを終えることが出来ました。
イヤーこの縦走、本当に長大で一筋縄ではいかないなーと改めて実感させられました。でも悪いコンディションの中、無事にこなせたことは本当によかった。そしてお客さんには拍手です。よく頑張りました!!
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