この夏最後のモンブランツアーが始まりました。
初日のハイキングはあいにくの天気・・・。でも入山日の2日からはまずまずの予報なので、バッチリと登頂をきめて最後を締めくくりたいと思います!
この夏最後のモンブランツアーが始まりました。
初日のハイキングはあいにくの天気・・・。でも入山日の2日からはまずまずの予報なので、バッチリと登頂をきめて最後を締めくくりたいと思います!
今回は予定を変更し、イタリアのグランパラディーソに行って来ました!
天気もまずまずのいい天気。何回も雷に遭ったという山頂のマリア様は、その割にはきれいなお姿。
マッターホルン、モンブランも綺麗に見えていました。
グランパラディーソ。さすがは人気の山だけあって、ヴィットリオ・エマヌエルⅡ世小屋まではきれいに整備されたハイキング道。小屋の周りには池もあり、日中は沢山のひとでにぎわっていました。
また、小屋からの登山道も、これでもか!というほどのケルンが積んでありました。でもルートはいくつかありそうなので、要注意!!私たちはもちろん忠実にノーマルルート。
最もやさしい4000m峰なんて言い方もされているようですが、そこはさすがに4000m。危険個所こそ少ないもののロープウェーもリフトもないので、2000m以上の標高差を自分の足で稼がねばなりません。登りごたえ十分の山でした!
ブライトホルンのハーフトラバースを終え、速攻で下山。からの列車乗り継いで9日ぶりにシャモニに帰ってまいりました!
久しぶりのシャモニの我が家は少しカビ臭かった・・・。
明日からモンブラン。けれど天気はあまり良くない・・・。どうしたものか???
マッターホルンの激闘後、今日はジュネーブへお客さんの送迎。ツェルマットのホテルを出るところで、なんと大先輩とバッタリ!なんだ、おんなじホテルに泊まってたんじゃないですか!?そして途中のベルン駅では、同じAGのガイド仲間と!あ、これは打ち合わせ通りなんですけどね!でもヨーロッパ各地で活動するガイド仲間と会うのは嬉しいもんです!!
いよいよ今ヨーロッパガイドの山場、マッターホルン2連チャン!
これ以上ないという絶好の天気の中、雲一つないシュワルツェゼーを出発。一路ヘルンリ小屋へ。
山はこのところの好天で雪もだいぶ解けた様子!
4時少し前に小屋を一斉にスタート!地元ガイドはさすが早い!へっとランプがもうあんな高いところに!!
旧ビバーク小屋跡のあたりでようやく夜が明けてきた。そしてここからは雪も多くなってきました。早朝はまだ残雪も凍っているので緊張の一歩一歩。
ソルベイ小屋でライジングサン!ヘルンリの肩からはアイゼンを装着しての雪壁登攀。傾斜も急です!
上部のフィックス帯は、すでに登頂した下山組パーティーやら下から追い越しをかけるガイドパーティで長蛇の列!
ここはほんと、お人よしでは登れませんな・・・。
最後の山頂稜線。山頂はあとすこし!スイス側の山頂からイタリア側の山頂を望む。
2回目のアタックももちろん早朝にスタート。
こちらも申し分のない天気の中での登攀!
上部フィックス帯の下には高度感抜群のヘルンリ稜が!そして今日も山頂直下で聖人の像が、私たちを温かく迎えてくれました。
今回は2回とも全員無事登頂!お客さん方も大満足の登山でした!ありがとうマッターホルン!
今日は日本へ帰国の途に就かれるお客さんと、新たにこちらへやって来るお客さんの送迎で再びのジュネーブ。
まずは無事に帰国されたお客さんをジュネーブ空港で見送ったのち、到着されるお客さんを待つ間の短い時間を縫うようにジュネーブ市内へ。
目的はここYukiguniです!れおな君の作るラーメンは絶品!
今日はエビみそ味を食してみました!やっぱ日本の味ですな!!サイコー。
その後一度空港へ戻り、早く到着されたお客さんと再びジュネーブ市内で観光。レマン湖の向こうにはモンブランがくっきり見えていました。
その後は気になっていた旧市街を散策。
中世の街並みをいまだに残す光景は、なんともレトロであり斬新であり、なんと言ったらよいかとにかく興味をそそられる風景でした。
明日からは、しばらくツェルマット生活が始まります。新たに積もった雪が心配ではありますが、また新しづくめでわくわく気分です。
今回のモンブランは、やはり天候が厳しかった!13日に濃いガスの中、ニードエーグルを出発。
グーテの小屋までの登りもガスの中・・・。前回と比べ少し雪も積もったようで、アイゼンでがりがりといった感じでの岩稜登攀。
翌14日も前夜からの降雪でグーテ小屋の前は10cmほど雪が積もっていました。天気の回復を祈り出発を30分遅らせ、3:30に小屋を出発。
暗闇の中、弱い降雪に視界をさえぎられながらのドームドグーテまでの登り。3:00に出発した先行パーティーは早々とドームドグーテで引き返してきている様子。次々にヘッドランプの明かりが上から降りてきては我々の横を通り過ぎて行きました。
我々は、現地ガイドのGPSを頼りになんとか先に進み、バロの避難小屋まで到達。中で天候の回復を待っていると、ようやく日の出。視界も良好に。
モンブラン山頂もすぐそこにみえているのですが、おりしも風が強まり、気温も体感温度で-25℃程度・・・。とにかく寒い。これ以上すすむのは危険と判断し、残念ではありますがここで下山を決定しました。
下界は雲の下で天気が悪いような感じ。我々は一時、雲上の世界でこの絶景を堪能することが出来ました。
でも核心はこの下。グーテ小屋からの下りは昨日からの降雪でまるで冬山の装い。昨日までとはまるで違う光景の中、ロープで確保しながら慎重に下降。
テートルースからは、これまでに積もった雪を幸いに、ビオナッセー氷河沿いの雪のラインをすたすたと下山。50分ほどでニードエーグルに戻ることが出来ました。
ところがところが、なんとニードエーグルからの電車は下で脱線したとのことで運休中!ベルビューまでのおよそ1時間を余計に歩くことになってしまったのでした・・・。
今回は登頂こそできなかったものの、充実感と満足感はそこそこ。やはりこの山のスケールは想像以上にでかいんですね!また次回の挑戦に乞うご期待です!!
今日は終日雨の予報。しかも午後は雷雨の予報まで出ていたのに・・・。
午前中こそ強い雨が降ったりしていたものの、夕方はご覧のとおり。なんともまあ悩ましい天気です。
夜は現地ガイドのローランも交え、明日からの入山祝い!鋭気を養いました!!
午後から雷雨の予報だったので、アサイチでバレブランシュへ。午前中は本当に天気が悪くなるのか?と疑いたくなるほどの好天!
モンブランに向け順調に高度順化できました。
ところが午後からはご覧のとおり・・・。やはりモンブランには厚い雲が・・・。風も強そうな感じ!
ということで早々にミディーに戻り、こんなところに立ってみました。一歩ふみだす時には「おー、これ本当大丈夫だろーなー?」てな感じでちょっとビビり入りました・・・。
明日は一日雷雨の模様。明後日からのモンブランに向け、鋭気を養うとしますか。