今回のカミホロ合宿で、活躍したアイテムです。
先ずはブーツ。今回はスカルパのF1EVOを使ってみました。足首の可動域が60°超のカタログスペックはさすが!!今回のグレードであれば、問題なくクライミング出来ます。勿論アプローチ、デプローチの歩行も快適でした。
ただ足首のヒンジ辺りからかなり雪が靴の中に進入してきます。ちょっと何かのアイデアが必要かも…
次はマウンテンハードウェアのライドダウンジャケット、ゴーストウィスパラーダウンジャケット。薄手で軽量。それでいて十分なロフトを確保してくれるので、保温性は抜群。今回はジャケットの下に中間着として着ましたが、ビレイ中もビレイジャケット無しでいられるほどの温かさ。体感温度マイナス30℃と爆風の強烈な環境から、しっかりと体を守ってくれました。
最後はオリンパスのカメラ、STYLUS TG3 Tough。今回はあまりの過酷な環境だったため、あまりカメラを出す機会が無かったのですか、一度も懐に入れることなく、ザックに外付けしたポーチに入れていただけでしたが、超低温に雪まみれになりながらも、しっかり動作してました。これにはちょっと驚き!この冬は懐を煩わしくさせなくても、撮影出来そうで嬉しいです。
この他にもまだお馴染みのアイテムも活躍してくれましたが、とにかく目立って良かった3アイテムを紹介してみました。
北のベンネビスと言われる、カミホロの冬壁に行ってきました。
天気は大荒れ。でもこっちではこれが当たり前なんだって…北海道のクライマー、強いね!!
ちなみにいま、顔が痛いです…
ま、これでひとつ洗礼を受ける事が出来ました。
いよいよニセコでの研修も今日で最後。午前中は滑走訓練。昨夜新たに溜まったパウダーを堪能。
午後は最後のお題目、搬送訓練。
皆さん、四日間大変お疲れさまでした。
また新谷さんはじめ、モイワスキー場の皆さん、お世話になりました。
有り難うございました。
今季一番の寒気が日本列島を覆った先週末、極寒の八ヶ岳へ行ってきまいた。
12月13日、美濃戸から入山。昨日までてかてかに凍っていた鉱泉までの道は薄らと雪が乗り、滑らずに歩けたので助かりました。
その晩は明け方まで降雪があり、鉱泉の周辺で10cm程度つもりました。天気も正午ごろが一番いい感じだったので、少し時間を遅らせ、8時に小屋を出発。
硫黄岳に至る登山道は2月の頃のような様相で、岩のゴロゴロした夏道もすっかり雪の下。適度に歩きやすかったです。
ジョウゴ沢を過ぎ、道はいよいよ傾斜をましてきますが、先行パーティーのおかげでトレースはばっちり。
よく踏まれた道で、アイゼンワークの練習をしながらゆっくりと上がっていきました。
赤岩の頭を過ぎるといよいよ風も強くなり、冷たい西風が顔をたたきます。冷たい!!
最後のひと登りの手間で風も増してきたので、ゴーグル装着に手にはピッケル。岩の山頂直下はエビのしっぽに覆われ、今日は真っ白!
ホワイトアウト一歩寸前の状態で11時に登頂。状況の悪い中、頑張りました!
記念撮影を終えると、あとは一目散に逃げるだけ!冷たい風を避けるように樹林帯へもぐりこみました。
赤岩の頭を過ぎ、風も収まってきたあたりで一息。テルモスのお茶がおいしかった!
今回も状況の悪い中、いい体験が出来ました。八ヶ岳に感謝ですね。
また次回年明けにでも次の冬山にチャレンジしましょう!