MARUMUSHI

映画とかTwitterとかとか。

『おとうと』。

2010-02-14 23:13:26 | 映画日記
『おとうと』を観てきた。

『まぼろしの邪馬台国』を観てから、吉永小百合のファンなモンで。。。
(・・。)ゞ テヘ

観客層は結構ご年配の方が多い。
でもね、27歳の俺が見てもいい映画やわ。
ここんとこ無かったんやけど、久しぶりに映画見て泣いた。

『賢い姉に、愚かな弟』と銘打った人情映画やけど、もうちょっと深い問題も含んでる。
人の最期の問題。
如何に生きるかというのは凄く問題やけれど、如何に死ぬかというのも同じ程度で重要な問題。
映画の中では、弟はいい最期を迎えられていたけれど、そうじゃない人も沢山いてるんやろうな、と思う。

幸せなことも、不幸なことも、いっぱいある人生やけど、
幸せな人は、自分が幸せになることで、誰かが不幸になっているかもしれないこと、
そして、不幸な人は、自分が不幸になることで、誰かが幸せになっているかもしれないことを知っておく必要があるんじゃないやろうか?





映画を観ながら、俺が死ぬ時ってどんな感じなんかな?と考えてみた。



どこか広い部屋で、昼白色の光が辺りを照らす。
周りには人が沢山いて、俺はソファーの上に座っている。
テーブルの上には料理が並んでて、周りの皆は、お酒を飲んでるみたいや。
誰かが、俺に「何か食べる?」と勧めてくれるけど、俺は「いいよ」とそれを断わる。
断わってから、断ったことを少し後悔する。けど、まぁ、いいか、と思い直す。
皆、俺のほうに特に注意を払うわけでもなく、ワイワイ楽しそうにやってる。
ああ、皆、楽しそうやなぁ。。。って思いながら、視界がぼやけていく。
真っ白になる。



そこで終わり。



そんなイメージが浮かんできた。