MARUMUSHI

映画とかTwitterとかとか。

オリンピック。

2010-02-22 20:35:25 | インポート
スポーツに関心がない。
しないし、見ない。

だから、日本国中が「オリンピック!オリンピック!」「ワールドカップ!ワールドカップ!」ってなってても、「。。。で?」っていう感じ。

そんな俺の目から見ても、今回のバンクーバーは何でこんなにトーンが低いんやろうか?と思う。
( ・ω・)
盛り上がったのは、男子フィギュアで銅メダルを取った人と、失言の目立つ人ぐらいか?
なんでかね?
何かが、「そんなことで盛り上がってる場合じゃねーよ!!」って空気にさせてるんやろうか?


ところで、いつも思うけど、フィギュアスケートの優劣って結局何で付けてるんやろうか?
俺には金メダリストと10位の人の差は分からんけどなぁ。
なんてことを、ちょっと前に家族に言ったら「お前は何にもわかってないなぁ」って言われた。「明らかに違いがあるで」という。
でも、蓋を開けてみれば『4回転跳んだのに銀メダルで、金メダルは3回転しか跳んでない人になった。ちょっと疑問だ』みたいなことが議論になってる。
結局、回数の問題なんかね?
そしたら、4回転ジャンプ×3回=3回転ジャンプ×4回っていう理屈が成り立つんかというたら、「それは違うで」って言われるんやろうな。
じゃあ、判定に文句つけんなよ!とも思うしなぁ。



まぁ、どーでもいいんやけどね。


『コララインとボタンの魔女』。

2010-02-22 20:13:07 | 映画日記
『コララインとボタンの魔女』を観てきた。

ストップモーション3Dという、面白い作品。
ポップだけれど、ケバケバしい色使いが特徴的。

新しい家に引っ越してきたコララインという女の子。
いつも不機嫌な両親に退屈な毎日。
そんな毎日を過ごす彼女が不思議なドアを見つけて、別の世界に入っていく。
そこには自分が望んでいた毎日があった。
けれど、そこにずっといるためには、ある条件があったのだが。。。


偽だけれど素敵な世界にいるか、
真だけれどあまり素敵じゃない世界にいるか。


ちょっとぐらい嫌なことがある世界でも真のほうが良いんじゃないかな?
(=´ω`=)y─┛~~


『パレード』。

2010-02-22 20:02:20 | 映画日記
『パレード』を観てきた。

一つ一つの場面を凄く丁寧に作ったんやろうなー、って気がする。

不思議な同居生活をしている男女5人。
誰もかもが、みんな普通だけれど、みんなどこかひねくれてて、みんなどこか異常。
こう書いたけれど、考えてみるとこうじゃない人っていうのはあんまりいないんじゃないかな?
だから、これは俺たちの世界をそのまま描いた作品とも言える。

同じ部屋で暮らしているけれど互いの生活には深くは立入らない。
上辺だけの付き合いと言ってしまえばそうだけれど、お互いがお互いの不可侵のところには入っていかないところを見ると、互いのことをよく理解しあっているともいえる。
とても良い事だけれど、自分では気付かぬ間に、束縛されている環境でもある。

居心地の良い場所であればあるほど、そこから抜け出すのは難しい。。。




捕鯨活動。

2010-02-22 00:37:24 | インポート
ちょっと鯨のことを想像してみよう。
暗くて、静かな海の底。
鯨はそこをゆっくりと泳ぐ。
鯨はとても大きいけれど、海はもっと大きいから、鯨は横たわっているようにしか見えない。


俺は鯨肉が大好きで、刺身コーナーで半額で売ってたら必ず買う。
水菜と一緒に生姜と醤油で煮込んでも美味しい。ちょっと肉が硬いけど。
たぶん、捕鯨活動に反対している人から見たら俺は憎悪の対象になる。

そういった意味では、
鯨が捕鯨船に乗ったら八つ裂きにされるけれど、
俺がシー・シェパードの船に乗ったら、八つ裂きにされるかもしれない。
けれど、鯨と俺との違うところは、鯨は食べられるけれど、たぶん俺は海に捨てられる。
どっちかっていうと、後者のほうが残酷なような気がする。

ちょっと視点をずらして、
鯨肉と一緒に煮込まれた水菜と生姜に思いをはせ、水菜を食べる人に対して酪酸を投げつける誰かはいるだろうか?
これはたぶんいない。
なんだか分からないけれど、野菜愛護活動を繰り広げる人はいない。
超能力者の秋山眞人に言わせると、植物にも当然のように感情があり、「キャベツの千切りなんて、もう地獄」なんだそうだ。
ウサンクサイけれど、このことを動物愛護の精神から肉を食べないベジタリアンに訴えた場合、彼らはいったいどうするだろうか?シー・シェパードの彼らはどういう反応をするんだろう?

今日の昼に牛すじ味噌ラーメンを食べた。
肉は好きだ。残念ながら、尿酸値が高いんで(泣笑)、馬鹿みたいには食べられないけれど、それでもこれからも「たまに焼肉」ぐらいの感覚で肉は食べるだろうし、弁当にミートボールが入ってればそれを口に放り込む。
そのたびにどこか遠くで、でも確実に自分と同じ地面に立っている誰かが、俺のことを憎悪の眼差しで見てるんだろうな。






でも、俺が陸でシー・シェパードの誰かと会ったら、握手をすると思うし、
鯨が捕鯨船じゃなくてボートと出会ったら、彼らもきっと仲良くなれる。
主義主張は、人それぞれ違うのは当たり前だし。
国際問題に発展している捕鯨活動だけど、結局はその程度のことでしかないんじゃないかなと思う。