MARUMUSHI

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死刑制度。

2010-02-26 20:58:51 | インポート
こんな記事を見つけた。

14年ぶり「死刑制度は合憲」=憲法裁

日本の話ではない。韓国の話だ。
たぶん、日本だったらここまで大きな記事にはなってないだろうと思う。

韓国ではギリギリ”合憲である”と判断された。
かなり、きわどい裁定だ。
けれど、それが死刑という存在のグレーゾーンさを表しているように感じる。

「死刑制度は、正当な応報刑によって正義を実現するとともに、犯罪発生を抑制し、社会を守るという目的を持っている。一種の“必要悪”であり、依然としてその機能を有している」

「死刑は自由刑(自由を奪う刑罰)である無期懲役刑や終身刑よりも、強い犯罪抑止力を持つものだ。凶悪犯罪に対し、自由刑を言い渡すだけでは、被害者の遺族・家族や国民の正義観念と一致しない」

まず、死刑制度を廃止した国で、廃止前後で犯罪率が増加した国は今のところ存在していないらしい。
これは自分で調べたわけじゃない。聞いた話や。だけど、この話が本当なら、上の判断基準の1つが崩れる。

次に、正義を実現させるために、”必要悪”である死刑の存続を認める。この判決はそういうことを言ってる。
OK。わかった。
では、正義観念とはいったいなんや?
応報刑であるとも書いてある。
加害者に被害者と同じ苦しみを味合わせる。
これが正義観念ということか?

ここまで俺は物凄く、死刑廃止論よりのことを書いてるけど、別に廃止論支持じゃない。
それに、韓国を非難してるわけじゃない。
日本でも同じことを言うはずだ。
自信がある。日本で同じ裁判をすれば、同じ結論が出ると思う。
そして、安直に”(社会)正義”という単語を用いるはずや。

けど、正義なんて言葉を持ち出せるほど奇麗に色分けできる事柄じゃないと思う。


PEN EES2帰還。

2010-02-25 22:06:37 | インポート
PEN EES-2が帰ってきた。

10日~二週間ぐらいかかるって言うてたのに、5日ぐらいで帰ってきた。

それはいいんやけど、ここまで早いと何か怪しい。
動作の感じも前とそんなに変わってないような気がする。。。
一緒に送った納品書も返ってきてない。
ヽ(`Д´)/ナニ!

というわけで、メールで問い合わせ。
①整備したのか?それとも、動作に異常がないためそのまま戻ってきたのか?
②納品書は返してもらえないのか?
の二点。

返信あり。
①整備に出して返ってきたのでそのまま送った。整備されてると思う。
②納品書は郵送する。

まぁ、②に関してはそれでいいけど、①に関してはなんだか投げやり。
要するに、「ウチで整備したわけじゃないけど、整備に出したら返ってきたんで、直ってるやろうと思ってそっちに送り返したよ」って言うてるわけやんな?つまり、動作確認はしてないってことかね!!
(≧ヘ≦) ムゥ

ちょっと何かが不安やなぁ。。。
まぁ、しばらく使ってみるか。


オリンピック。

2010-02-22 20:35:25 | インポート
スポーツに関心がない。
しないし、見ない。

だから、日本国中が「オリンピック!オリンピック!」「ワールドカップ!ワールドカップ!」ってなってても、「。。。で?」っていう感じ。

そんな俺の目から見ても、今回のバンクーバーは何でこんなにトーンが低いんやろうか?と思う。
( ・ω・)
盛り上がったのは、男子フィギュアで銅メダルを取った人と、失言の目立つ人ぐらいか?
なんでかね?
何かが、「そんなことで盛り上がってる場合じゃねーよ!!」って空気にさせてるんやろうか?


ところで、いつも思うけど、フィギュアスケートの優劣って結局何で付けてるんやろうか?
俺には金メダリストと10位の人の差は分からんけどなぁ。
なんてことを、ちょっと前に家族に言ったら「お前は何にもわかってないなぁ」って言われた。「明らかに違いがあるで」という。
でも、蓋を開けてみれば『4回転跳んだのに銀メダルで、金メダルは3回転しか跳んでない人になった。ちょっと疑問だ』みたいなことが議論になってる。
結局、回数の問題なんかね?
そしたら、4回転ジャンプ×3回=3回転ジャンプ×4回っていう理屈が成り立つんかというたら、「それは違うで」って言われるんやろうな。
じゃあ、判定に文句つけんなよ!とも思うしなぁ。



まぁ、どーでもいいんやけどね。


『コララインとボタンの魔女』。

2010-02-22 20:13:07 | 映画日記
『コララインとボタンの魔女』を観てきた。

ストップモーション3Dという、面白い作品。
ポップだけれど、ケバケバしい色使いが特徴的。

新しい家に引っ越してきたコララインという女の子。
いつも不機嫌な両親に退屈な毎日。
そんな毎日を過ごす彼女が不思議なドアを見つけて、別の世界に入っていく。
そこには自分が望んでいた毎日があった。
けれど、そこにずっといるためには、ある条件があったのだが。。。


偽だけれど素敵な世界にいるか、
真だけれどあまり素敵じゃない世界にいるか。


ちょっとぐらい嫌なことがある世界でも真のほうが良いんじゃないかな?
(=´ω`=)y─┛~~


『パレード』。

2010-02-22 20:02:20 | 映画日記
『パレード』を観てきた。

一つ一つの場面を凄く丁寧に作ったんやろうなー、って気がする。

不思議な同居生活をしている男女5人。
誰もかもが、みんな普通だけれど、みんなどこかひねくれてて、みんなどこか異常。
こう書いたけれど、考えてみるとこうじゃない人っていうのはあんまりいないんじゃないかな?
だから、これは俺たちの世界をそのまま描いた作品とも言える。

同じ部屋で暮らしているけれど互いの生活には深くは立入らない。
上辺だけの付き合いと言ってしまえばそうだけれど、お互いがお互いの不可侵のところには入っていかないところを見ると、互いのことをよく理解しあっているともいえる。
とても良い事だけれど、自分では気付かぬ間に、束縛されている環境でもある。

居心地の良い場所であればあるほど、そこから抜け出すのは難しい。。。