流離未踏

流れの果てにあるものは・・青天霹靂

須田剋太展の案内が届いた

2023年08月29日 | 芸術みたいな・・
須田剋太展の案内ハガキを眺めながら過去の記憶を辿る。
以前開催された、「大久保喜一・須田剋太師弟展」の展覧会のチラシに描かれた大久保喜一画伯の光彩を放つ絵がとても印象的だったのを思い出した。

去年、熊谷市立図書館で開催された「油彩画・大久保喜一展」に行くことが出来なかったので今回の師弟展はとても楽しみ。

須田画伯の豪快な絵を眺めたあとは、吹上の街を久しぶりに歩いてみたい。

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久しぶりの須田剋太展 2022年10月05日
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須田剋太展・・今年も中止 2021年09月20日
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須田剋太展 2019年10月29日

久しぶりの須田剋太展

2022年10月05日 | 芸術みたいな・・
案内状が旅の起爆剤。
「没後33年記念展 須田剋太-花と人と仏たち」の案内が届いたので早速観に行った。

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須田剋太展・・今年も中止 2021年09月20日
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須田剋太展 2019年10月29日

 二年半ぶりに乗る電車に揺られて一時間、吹上駅に到着。

記念展の開催会場「コスモスふきあげ館」の住所は不死身!
いいね、この感じ。気分が盛り上がる。

会場 吹上生涯学習センターギャラリー (
埼玉県鴻巣市吹上富士見1-1-1)
日時 令和4年10月1日(土曜日)~10月8日(土曜日)
入場料 無料

何故こんなにダイナミック且つふてぶてしく書けるのか・・素晴らしい!

展示室に入って順路を左周りにゆっくり眺めながら進む。

いくつかのカテゴリーごとに分けられた味わい深い馴染みの作品が並ぶ。
「ネムの木」・・目の前にあるモチーフの先を描いているのか?不思議な揺らぎを感じる。
「小菊」・・これは初期の作品。じわりと染みる作品だが、花瓶の微妙なバランス感は画伯ならでは。

ゴビ砂漠に煌く無数の星・・何度観てもこの作品は感動する。

観終わって、眼福とはこういう気分なんだと・・久しく感じなかった興奮が覚めない。

異世界へ・・

2022年08月19日 | 芸術みたいな・・
寺や神社の参道に入った瞬間、空気が変わったように感じる。
過去の世界と密接につながった社殿奥の森はあくまでも静かで凛として人を寄せ付けない雰囲気がある。

そして、ここは川口駅下の通路。
昭和時代はおもちゃ屋、書店など色々な店があったが、現在は駐輪場になってしまった。

複雑に入り組んだ通路を進んで西口に向かう。真上を電車が走っているとは思えないほど静かだ。

進んだ先にあるのは異世界ではなく、川口西公園(リリアパーク)
(
埼玉県川口市川口3-1)

長谷川 善一 「くろがね号のゆくえⅡ」 (1996)

別次元の異世界に飛立つならこんな乗物もアリかな?

谷内六郎 「砂山」

2022年06月01日 | 芸術みたいな・・
赤羽岩淵駅の向かいにあるビルのタイル壁画。 (東京都北区赤羽1-54-6)

谷内六郎画伯の郷愁誘う絵を真下から仰ぎ見る。胸の中をスッと涼やかな潮風が吹き抜ける。

以前は一階が書店だったように思うが、現在は廃業したようだ。
この壁画がいつまでも残って欲しいとは思うが、維持管理は大変だろう。

ビルの前の通り沿いに以前は映画館があったが、それもずいぶん前に消滅した。

赤羽の街に数軒の映画館があったのはいつの頃か?・・恩讐の彼方、昭和の時代になる。