昨日行われた東京六大学野球三回戦 慶応 対 早稲田との対戦。
慶応が早稲田を6-4で破り2勝1敗で優勝しました。
慶応ナインのみなさん 優勝おめでとうございます
実は、大学野球の試合は見たことがありません。
昨夏の関西学院 山崎正捕手が大学で野球をしているので、大学野球にも若干ですが興味があります。
新聞で結果を見るくらいですが・・・
今日も新聞を開くと、昨日の対戦結果が掲載されていてました。
この対戦での監督さんの采配と、選手の野球に対する姿勢についての記事が掲載されており
少年野球でも高校野球でも大学野球でも、中学野球でも・・・
『基本の姿勢と努力を忘れない』 ということが大事。
そして 『努力は実る』 ということを改めて感じた記事でした。
ちょうどこの記事を読み終えてそう感じていたところ、タイミング良くある方から『選手たちが少しでも変われば』の想いのコメントを戴き、
今日は慶応ナインの記事と・・・先日、球場で見た光景から感じたことを書きたいと思います。
慶応の江藤監督さんは元プロ野球選手。
昨秋、新監督として就任され、選手たちはプロの技術を学べると思ったに違いありません。
しかし、江藤監督さんは、素振り・ティー打撃ばかりの練習を2カ月続けられたそうで・・・
プロの華やかな技術を教わろうとしていた選手たちは愕然としたと書いてありました。
もしかしたら選手たちは『何で素振り?もっと ” 勝つための技術 ” を教えて欲しい』と思ったかもしれません。
しかし昨年末、その成果はきちんと現れ、フリー打撃では今までにない信じられない飛距離が出たそうです。
選手からは『監督はプロの世界を知っている。カルチャーショックを受けた』・・・と。
そして決勝前週には、バットを身体に巻きつける意識で、今までにないくらい振り込んだそうです。
結果、2回に竹内選手のタイムリーで2点先制。
5回には山口選手の2ラン。
そして6回には代打、伊場選手が打ち、貴重な追加点が入り、勝利を手にしました。
勝つために何をすべきかという事を実行した結果だと感じました。
倶楽部のみんなも、野球に携わる選手たちも、基本と努力なくしては技術もつかないということだと感じました。
『基本と努力の上に技術がつく』ということだと思います。
江藤監督さんからは『選手は今日が1番リラックスしていた。日頃の積み重ねという気がする』とコメントがありました。
勝つための準備をきちんとした選手たちにだからこそのコメントだなと思いました。
大学野球の話しからは反れますが、先日球場で見た光景に感じたことがあります。
勝利した対戦相手の選手たちが対戦後、集まって真剣な顔で素振りをずっとしている光景を目にし、このチームの強さを見たように思いました。
次にもう1試合控えていたからかも知れません。
指導者の方からの指示だったかもしれません。
もし自主的にしているのであるなら、このチームの強さの素は、こういうところからだろうなと感じたのです。
もちろん違うチームの対戦から学ぶことも大事だと思うので、そんな事を言いたい訳ではないのです。
慶応の選手にしても、このチームにしても『勝つためにそれぞれが何をすべきか』をきちんと理解、実行できているということだと思います。
応援するみんなだからこそ、何かを感じてもらえたら・・・と、ある選手に『外を見てみたら?』と声を掛けました。
何人かの選手が見ていましたが、それをどう感じたかは分かりません。
それを見て、素振りしてるだけやん!と思ったなら、強くなれないような気さえします。
先日、球場でのマナーの事を書きましたが、この事を書くのは止めておこうと本当は思っていました。
ただ、2日目の選手たちは、ON と OFFの大事さをきちんと学んでいるなと感じ、気持ちと共に
強くなって欲しいと思うので、偉そうにこんな出来事を書きました。
どんな場面でも、チームとしているときは、1人のプレーヤーとしてではなく、チームを背負っている意識を持ってもらいたいなと思います。