甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

夏☆高校野球 北北海道大会 開幕 & 沖縄大会結果

2010-06-24 | 2010 夏 ☆ 甲子園

おはようございます。

6月24日 晴れ 気持ちの良いお天気です。

今日24日は、夏の地方大会 北北海道が開幕します。


~ sports navi ~ から見どころを。

駒大岩見沢がやや抜けている。 秋4強、春準優勝と全道で最も安定した成績を残した。

その中心はエース・尾畑。
この春は決勝の北海戦で初めて失点するまで、44イニングを無失点に抑えてきた。

制球力は抜群で、投球術も光る。伝統の『ヒグマ打線』ほどの力はないが、打線も春の全道では2試合コールド勝ち。

課題は昨秋、今春と1点差に泣いた接戦での戦い方になる。
対抗一番手は武修館を推したい。今春は支部予選で敗れ、夏はノーシード。

しかし、ドラフト候補右腕・上田という絶対的な柱がいる。
1年夏は8強、2年夏は4強。昨秋も北照に8強で敗れており、今度こその気持ちが強い。


昨夏の代表・旭川大高はベンチ入りメンバー10人が残る。
大エース・柿田がいた昨年とは異なり、複数の投手で勝負する。


稚内大谷
は春の全道で8強。エース秋葉が成長し、名寄支部から初の代表へ虎視眈眈。

鈴木、成瀬と2枚看板の旭川実、打線に自信のある白樺学園、140キロ右腕・西村の遠軽なども注目だ。


そして、沖縄大会は昨日23日、1回戦8試合が行われました。
春の県大会で優勝した糸満高は前原高に11対1と5回コールド勝ち。
2年前の夏の甲子園で4強入りした浦添商高も辺土名高に11対1で勝利し2回戦に駒を進めました。

1回戦

南風原 9-1   開   邦
西  原  8-3   宜野湾
浦添工  4-2   石   川
糸   満 11-1   前   原
北   山  1-0   読   谷
美里工  5-4   首   里
浦添商 11-1   辺土名
南部商  8-4   具志川商


糸満、浦添商、強いですね。
沖縄では昨日、沖縄慰霊の日65周年を迎えられました。
無念の死を遂げた、犠牲になられた方々の、御冥福をお祈り致します。

慰霊祭では、沖縄県立普天間高校3年 名嘉司央里さんが自作の詩を朗読されました。
『変えてゆく』・・・と題された詩を、別にご紹介したいと思います。


沖縄慰霊の日 17歳 詩に託す平和

2010-06-24 | 春夏秋冬 こつ こつ と...日記

昨日23日、沖縄では65年前の太平洋戦争末期の沖縄戦で、日本軍の組織的戦闘が終結したとされる
65周年沖縄慰霊の日を迎えられた。


沖縄県内各地で慰霊式や追悼式があり、糸満市の「ひめゆり平和祈念資料館」前では、
沖縄戦で負傷兵の看護などに動員され、多くが犠牲になったひめゆり学徒隊の慰霊祭が営まれ、
元学徒や同窓生、遺族ら約500人が参列され、犠牲者のご冥福を祈られました。


宜野湾市の県立普天間高校3年、名嘉司央里(なかしおり)さんは、追悼式で自作の詩「変えてゆく」を朗読されました。

沖縄普天間基地移設・・・「変えてゆくのは難しい」現実にもどかしさを感じる一方で、

「私たちの世代から変えていかないと何も変えられないし、平和は願うだけでは来ない」

と思い、題名を「変えてゆく」に決めたそうです。

一人一人が意識を変えれば「基地の島」を変えていけると訴え・・・

犠牲になられた方々のご冥福をお祈りすると共に、名嘉司央里さんの詩を紹介したいと思います。

                    『 変えてゆく 』   

              沖縄県立普天間高校3年 名嘉司央里

今日もまたはじまる いつもの日常 当たり前に食事をして 当たり前に好きなことを学んで
当たり前に安心して眠りにつく そんな普通の一日


今日もまたはじまる いつもの日常 当たり前に基地があって 当たり前にヘリが飛んでいて
当たり前に爆弾実験が行われている そんな普通の一日

一見「平和」に思えるこの小さな島 そこにいつの間にか当たり前ではない 当たり前であってはならないものが 入り込んでしまっていた

普通なら受け入れられない現実を 当たり前に受け入れてしまっていた

これで本当にいいのだろうか

平凡な幸せを感じながら ただただ「平和」を望む今 簡単にこの違和感を 無視していいのだろうか

黒いたくさんの礎 刻まれるたくさんの名前 そこで思い知る 戦争が残した傷跡の大きさ深さ
何も幸せなど生まれなかった 何も手に入れたものなど無かった すべて失ったものばかりだった

忘れてはならない この島であった悲しい記憶 目を背けてはならない 悲しい負の遺産 
それを負から正に変えてゆく それがこの遺産を背負い生きてゆく 私達にできること

変えてゆくのは難しい しかし一人一人が心から 負である「戦争」を忌み嫌い 正である「平和」を深く愛する 
そんな世界になれば きっと正の連鎖がはじまるはずだ

六月二十三日 慰霊の日 あの黒いたくさんの礎には たくさんの人々が訪れる 
そして その一つ一つの名前に触れ 涙を浮かべながら語りかける

「今年も会いに来たよ」と 手を合わせ目を瞑(つぶ)り祈りを捧(ささ)げる その訪れた人々に 「平和」を願わないものはいない

「一度あった事は二度ある」 そんな言葉を聞いたことがある しかし こんな悲惨な出来事は もう繰り返してはならない 
だから…… 「一度あった事は二度とない」に 変えてゆこう 平和で塗りつぶしていこう

その想(おも)いはきっと届いているはずだから



琉球新報 ~慰霊の日 軍隊は住民を守らない 今こそ沖縄戦の教訓後世に・・・ 
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-163926-storytopic-11.html