甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

たくさんの心の Yel l ・・・

2010-06-02 | がんばれ!球児くん

   

こんばんは。

野球をするうえでも、普段の生活も、自分の周りには自分を応援し、協力してくれている人がたくさんいると思います。
身近な人ばかりではなく顔を知らなくても、遠くから応援してくれている人もたくさんいると思います。

そんな色々な方の支えがあり、大好きな野球が思いっきりできていること感じていますか?
たくさんの支えと協力があって自分たちは野球ができていることもう一度考えてみませんか?
試合後の挨拶、『応援してくれてありがとう』 と心の中で言えてますか?

感謝』の気持ちをまず心の片隅に持ってもらいたい・・・と、そう願い。


今日は、そんな遠くから応援して下さっている、ある高校野球関係者のお知り合いの方から
すごく参考になるメッセージを戴き、御了解を得ましたので紹介をしたいと思います。

先日から目にする色々な出来事に、自分自身伝えたいことが伝えられない現実と、
先を見据えての今を大事にしてほしい想いから、先日の慶応大学優勝の記事を書きました。

そこには、心から応援したい、上での野球を見据えて行動して欲しいと願う方からの想いと依頼があり、
私の想いが同じであったことから書いたものです。

その記事に対して戴いた、私の伝えたい全てが含まれた貴重なメッセージです・・・


チーム内の役割を認識して動けるか」は全員の意識以外にありません。
「勝利」の為に何をするか?言うことです。

例えば普段レギャラーの選手が外された時にその選手が試合中どういう行動をしているか?と言うことです。

声を出したり道具をしまったりそういうことが率先してできているかです。
ベンチの選手は全員試合には出れませんから試合に出ている選手を盛り上げていくのは当然のことで
試合に出ている選手はベンチにいる選手、登録されなかった部員の為に必死にプレーできているか?
その辺りを考えてみればいいのではないでしょうか?

個々の役割も自然に出来るようになればいいのですが私はすべきことを選手同士で話し合って書き出してきたものを
了承し更に選手が役割を決めて動くようにした経験があります。

当初はその役割さえも理解できない選手がいましたが徐々に形になり最後の方は相手ベンチの采配を見抜く選手さえ出てきました。

相手バッターの打球方向を分析し、「前、右に行ってるぞ!」と言うようなことがスコアを見なくても自然に出るようになるといいですね。

試合が終わった後、結果論ではなく「あの場面はこうすべきだった」と言うような議論がチーム内に起こるとチームは強くなります。

先ずは選手諸君で役割とその実行度の反省をしてみるといいと思います。
それは試合だけではありません。
練習も移動もグランドでのバックの置き方、靴の揃え方、多岐にわたります。


このようなメッセージを戴きました。

勝つために何をすべきか・・・
チームの中での自分の役割・・・
それぞれの意識・・・

先日こんな光景を目にしました。
スタンドで観戦している選手がベンチに寝そべっている姿。
勝利を目指して一生懸命戦うチームに対して、グラウンドを背にし座り込み楽しそうに話している姿。

これで良いのでしょうか? 何か間違えていませんか? どう思いますか?

球場へは1人のプレーヤーとして来ている訳ではないのです。
1人の行動がチームとして見られること分かっているかな?と感じました。
もし自分たちがグラウンドでプレーしている選手なら、その光景を見てどう思うでしょう?

周りにいた選手は気が付かなかったのでしょうか?
気が付いていても、言えなかったのでしょうか?
自分さえちゃんとできていればそれで良いのでしょうか?

自分は1人のプレーヤーとしてではなく、チームを背負っているということを考えてほしいなと思います。

監督さんが先日、いや毎回言われているプレーに対しての声掛け。
野球のプレーだけ声を掛ければ強いチームになれると思いますか?
仲間を思いやる気持ちを持てる選手が上で強くなる』・・・と監督さんが言われていました。

間違っていることは間違っていると言えることも仲間を思いやるひとつだと思います。


この方のメッセージにもあるように、役割と実行・・・

練習も移動もグランドでのバックの置き方、靴の揃え方も。

練習後のグラウンドに『今日も野球ができてありがとう』 という気持ちで挨拶できていますか?
移動中、気持ちOFFになっていませんか?
その道具は誰が一生懸命働いて買ってくれたのでしょう。
道具を大事にできていますか?
手入れはできていますか?

スパイクを綺麗に手入れできていない選手は上手くならない・・・とあの赤星さんの言葉がありますが
どの道具より、いつも自分が野球をするうえで必ず離れず身に着けている靴を綺麗に手入れできていますか?

他のチームの道具の揃え方意識して見たことあるでしょうか?
いつも整然と整頓され並べられているチームを見ると、当たり前のことが当たり前にできている素晴らしいチームだと思います。

もし、仲間ができていなかったら、並べよう、やろう、と声を掛ける勇気を持ってもらいたい。そう思います。

チームが勝つためにすべきこと・・・
もう一度プレー以外の自分を見直してみるといいですね。

『心が変われば自分が変わる。自分が変われば人も変わる』・・・
そう思います。

最後に・・・
昨夏、帝京高校のナビル選手が夏を終えて、こんな言葉を残していましたので紹介します。

     『 野球道具よ ありがとう。俺はお前たちのおかげで戦えた 』


たくさんの心のYel l がみんなに届きますように・・・