こんばんは。
今日も日差しが強く暑い1日でしたね
今日の練習はどうだったかな?
だんだん暑さが増してきましたね
練習中の水分補給はちゃんとできていますか?
水分をきちんと取って熱中症や脱水症状にならないよう、自分自身で気を付けていきましょう
夏の水分補給には、よく塩分を一緒に取るのが良いと聞きますがご存知ですか?
我が家にもスポーツをする息子たちがいます。
夏場はお茶や、冷水だけでなくスポーツドリンクを持って行かせたり、これでも気を付けるようにしています
『塩分を取る』と言っても塩を混ぜた冷水は、なかなか飲みにくいですよね
かと言って、試合中に塩を出してなめるのもしにくいと思います。
そこで、スポーツドリンクが役に立つわけですが、あまり良くないのかな?と自分自身も
以前はあまり飲ませていなかった経験があります。
大量に飲む夏場に、余計喉が渇いた感じがする・気持ち悪くなる・・・というので氷水が多かったですね。
また暑い夏も目前になり、塩分補給も気を付けないといけない時期に入ります。
そこで、どんな飲み物・飲み方がスポーツ選手にとって良いのか?を調べてみました
日本体育協会(1995) スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブックという記事を発見し分かりやすい解説だったので紹介しようと思います。
いくつかの項目に分かれていて、長い文面なので何日かに分けて紹介できればと思っています
今日は 『 水分補給と体調管理 』について
スポーツなどで急激に汗をかくと脱水状態になり、熱中症などを引き起こすことになるので、 水分補給が大切です。
塩分はその水分補給の補助的な役目で、水分の身体への吸収をよりスムーズに行うためのものです。
それに糖分が合わさることで飲みやすさがプラスされ、簡単に水分補給ができるようになります。(スポーツドリンク)
日頃から塩分過多の人でも脱水症状がでては大変なので 水分補給が必要なときはごく少量の塩分の混ざったものを飲用するのが効果的です。
塩分を日頃取りすぎている方で特に医師に注意されている方は、 意識して減塩商品を使うなどすればよいです。
レモンや酢を塩の代わりのアクセントに使うのも手です。
塩に含まれる「ナトリウム」は高血圧を促進する作用があり、冠状動脈の動脈硬化を進行させてしまいます。
そうなると、塩分過多の方が大量に汗をかくような運動をするのは 困難となりますので、日頃の注意が必要です。
===補足===
血中の塩分が薄くなると水分補給自体が困難になるようです。
(水が飲めない=脱水につながる) そのためにも塩分は必要だそうです
~水分補給と体調管理~ 水分補給の考え方
あまり感じることができないと思いますが、普通の生活を送っていても、寝ているだけでも"汗"はかいています。
それが運動時となると、とても多くの量の汗をかくことになります(だから、汗をかいたと意識できます)。
汗の元は、血液中の水分です。
この水分はどこから摂りいれたかというと、食事や飲み物からというように辿れます。
汗をかくということは、体の中から水分を外へ出してしまうということです。
出してしまったら(汗をかいてしまったら)、補わないと(食事や飲み物をとらないと)、体の調子は悪くなります。
悪くなった状態を脱水といいますが、この脱水した状態は、体の不調を起こすだけでなく、危険な症状を起こす原因となります。
この危険な症状の例は、熱中症です。
よって、水分を補給しなければならないということとなります。
水分補給の考え方は、このかいてしまった汗を、食事や飲み物をとることによって補う、ということです。
ただ、水だけをとっても、吸収のスピードがあまり良くないはため、脱水からの回復があまり早くありません。
では、何をとれば、吸収スピードが早くなり、回復が早くなるのかというと、それは塩分です。
また、汗をなめると少しだけしょっぱいものです。
これは、汗の中に塩分が含まれているからですが、水分と同様、塩分も一緒に外に出されてしまっている、ということを表しています。
(個人差や環境条件による差があります)。
よって、水分を補給するときには、一緒に塩分を摂ることが大切なこととなります。
ここまでのお話しでは、とても薄い塩水、もしくは、水と一緒に食塩を摂るようにということとなります。
水と一緒に食塩を摂ることに問題は少ないかと思いますが、薄い塩水を飲むのは、あまりおいしいものではありませんし、
飲みたいという気持ちも起こりにくくなります。
そのため、薄い塩水に、糖分(砂糖など)を混ぜることによって、おいしくて飲みやすくするということを行っています。
これが、スポーツ・ドリンクということとなります。
(市販されているスポーツ・ドリンクは、成分のバランスをうまく調整して、美味しく飲めるよう作ってあるものです)。
また、糖分を一緒にとることによって、運動時のエネルギー補給を狙うという考えがあります。
長時間(例:1時間以上)の運動をしていると、エネルギー不足となってくるといわれています。
その不足を補うために、糖分をとって、エネルギーを持続させようとするものです。
以上が、水分補給の考え方となりますが、整理すると、以下のような流れとして理解をしてくださればと思います。
1.水分(水)→2.塩分→3.糖分
水分(水)をとることは絶対に必要
2.その時、塩分を一緒にとると吸収、回復が早い
3.さらに糖分を加えると効果的
塩分を取る重要性は聞いたことがある・・・という人も多いと思いますが、つい夏場は氷水だけになったり、
スポーツドリンクの飲みすぎは良くないと思って飲まない人も意外と多いのではないでしょうか?
こうして身体の水分の消費と塩分・糖分摂取の関係をみると、普段控えている塩分が夏場の大量の汗には逆に必要なのが分かりますね。
とにかく、熱中症や脱水症状にならないよう、自分で気を付けて水分補給をして欲しいなと思います。
また、プレーしている選手だけでなく、ベンチの選手も、ランナーコーチやボールボーイも動きは少なくても汗は出ています。
スタンドで応援しているご父兄もそうですね。
喉が渇いていないと思っても結構汗って出ているもので、気が付けば熱中症や脱水症状を起こすという可能性もありますので、
水分補給はこまめに行わないといけないですね。
次回は 『 運動時の水分補給 』・・・と1番気になるところを紹介したいと思います