甲子園第4日目
甲子園へ応援に行ってきました。
5時前、出掛けにはポツポツ、東へ進むにつれパラパラの雨。
でも今日は雨に泣かされることなく試合ができるだろう・・・と、そんな感じがありました。
湿度は高かったものの、選手にとってはうす曇の中、炎天下に比べれば身体は楽だったことでしょう。
今日は第1試合、浦和学院と高崎商の対戦から応援しました。
結果は・・・
第1試合
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
浦和学院 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 2 | 6 |
高崎商 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
浦和学院 佐藤 - 林崎
高崎商 関、橘 - 中山
前半は互角の戦いと感じました。
試合が動いたのははインターバルを挟み6回の表、浦和学院の攻撃でした。
死、四球のランナーを生かし4番山根選手の犠牲フライで待望の先制となりました。
それにも、先頭1番竹村選手の2→3塁への好走塁があったことで得点に結びついたと感じます。
そして、5番笹川選手のレフトスタンドへの2ランHR、2死1塁からでしたが
もう1得点欲しかった場面での最高の一打だったと思います。
8回の追加点は3番佐藤投手のファーストストライクを狙ったヒット、
その貴重な一打をきちんと送り、先ほどの2ランHR5番笹川選手がまたもHRかと思うくらいの
センターフェンス直撃のタイムリー2ベースで今日3打点。
すばらしい打撃センスを持った選手だなと感じました。
9回には四球、WPと相手のミスからもらい、進めたランナーを1得点目は2番林崎選手が、
2得点目は3番佐藤投手が犠牲フライで。
とるべきところで普段の練習が生かされた場面だったと思います。
高崎商は結果無得点と悔しい結果となりました。
・・・でも、佐藤投手を前にゴロ、フライの山も多かったのですが、高崎商の選手は初球ストライクを
しっかり振れる選手が多かった。
ただ打線が繋がらなかった結果が残念だったなと感じました。
浦和学院と高崎商の選手のがんばりを写真撮ったのですが・・・
対戦が終了した後、なぜか???「SDエラー初期化しますか?」のメッセージが
まさか・・・の、画像全部破損あり得ません
残念ながらこの対戦は、せっかくの甲子園での選手の姿を紹介できなくなってかなりショックです。
私は高崎商ベンチ方面のバックネットで観戦していたのですが、
周りには遥か群馬から甲子園へ応援に掛けつけた方々が大勢居られ、
対戦後、大きな拍手のエールが贈られていましたよ。
応援者はその応援姿勢でいいと私は感動しました。
そして第2試合は日大三高と聖光学院との対戦。
聖光学院の初戦勝利おめでとう!
日大三高、金子主将はじめ、金子組の選手のみなさん!甲子園に来てくれてありがとう!
そして金子選手、最高のバックスクリーンへのホームラン!
感動しました。
ただ・・・ありがとう!
エラーもありました・・・
走塁ミスもありました・・・
スクイズ失敗も・・・予期せぬまさかの落球もありました・・・
満塁の場面で取るべき得点取れませんでした・・・
でも、秋からの復活、必死にがんばって甲子園まで辿りついたじゃないですか・・・
今日もミスばかりが浮き彫りになってしまってますが、4回2死3塁ピンチの時、森選手のファインプレーや
6回、金子主将の好判断での守備も、そしてベンチの選手も一生懸命声掛けて盛り立てる姿・・・
良いプレーもたくさん見られました。
聖光学院の選手は初球からどんどん積極的に、守備は本当に堅守ですね。
やはり素晴らしいチームです。
三高には、もちろん今夏も優勝旗持ち帰って欲しいと思いましたし、選手たちも持って帰りたいと思ってましたよね。
でも、結果は出たので・・・。
最後に金子主将の最高のホームラン。
その瞬間を甲子園で見ることができただけで、それだけでいいです。
よくがんばった・・・小倉監督さんと同じように、私もそう思います。
三高の選手が校歌を歌う勝者を称え整列する姿を初めて目の前で見て、
甲子園の土を拾う姿にカメラマンが群がり、それをじっと見つめていた小倉監督さんのお姿を見て・・・
それがたまらなかったです。
優勝したのは三高でも、この選手たちではない、
この選手たちも他の高校の選手と同じようにがんばってここまで自分たちでやってきたんです。
大きなプレッシャーもあったでしょう・・・
どうか暖かい心で、選手のがんばりに拍手を、選手のこれからにエールを贈ってあげて欲しいなと思います。
それは、三高の選手だけじゃなく、全国の敗れてしまった選手にも、まだ夏をがんばっている選手にも・・・。
今日は4試合、甲子園で応援するつもりで行ったのですが・・・
三高が敗れたことより、その後の選手を取り巻く光景が私にはショックで、
後の2試合の応援ができず球場を後にしました。
駅へ向かう途中、あの高校野球甲子園のエンディングソングを唄われている西浦達雄さんの歌声が聞こえてきました。
「大空のしずく」に、そんな気持ちを癒してもらい帰路に着きました。
同じように西浦さんの歌声を聞いていた高校生2人をステージへ招かれました。
「この場所に立つために生まれてきたんだ・・・」 大空のしずくのワンフレーズです。
その二人の高校生は天理と対戦し、夏を終えた宮崎工の3年生選手でした。
甲子園に来てこの夏の思い出ひとつ増えましたね。
甲子園でプレーしたことも、西浦さんとの出逢いも故郷に帰って自慢して下さい^^。
それから今日の西浦さんのステージには、あの『もしドラ』の著者 岩崎 夏海さんもゲストでお越しになられていて、
先日発売された第2弾『甲子園だけが高校野球じゃない 2』のご紹介もされておられました。
私はちょうど先日購入したばかりで、これから読むところなのですが、第1弾に続き、どんな高校球児の心や姿が見れるか楽しみに読みたいと思います。
今日は3試合目からまだ試合見れてないので、また明日の結果と共に書きたいなと思います。