今年の夏にも高校球児の、色んな笑顔、涙がありました。
どの笑顔も涙も、選手たちの努力、がんばりの証、あしあとですね。
兵庫の夏、球場へ応援に行った数試合ですが、がんばりる姿を残すことができました。
雨の中や、大勢の観客の狭間、カメラも良くないので綺麗ではないですが、
選手たちのがんばった姿が過ぎ去りし日、夏の良い思い出となればと思います。
一度には無理なのですが、順番にmy photo album へUPしていきますので
良ければご覧戴き、彼らのがんばりに今一度、拍手を贈ってあげて欲しいなぁと思います。
そして、2012年 球児たちの夏の終わりに、がんばった全ての選手たちへ・・・
タジケンさんから届いた素敵な言葉を贈ります。
【敗者へ】
陸上の為末大選手の言葉を紹介します。
「世の中のほとんどの人は最初の夢をあきらめる。
パイロットだったり、野球選手だったり、いろんな夢がある。
多くの子供たちはある日、自分にそもそも才能がなかったり、現実には越えられないものがあると気づき、
努力では何ともならない領域があることを知って、人生に修正をかける。
人生の苦しさとは、努力は報われるとは限らないところにあり、才能を持って生れつくとは限らないことにある。
そして人生の素晴らしさとは、自分が生まれた境遇を受け入れて、今、自分にできることを一生懸命にやることにある。
長い競技人生で、努力と成果が出ないことをくりかえしてきた。
結局、最後の五輪には出られなかったけれど、今はとてもすっきりした気持ちでいる。
人は結果によって努力に報われるのではなく、何かに夢中で努力しているその毎日は確かに輝いていて、
それが報酬なんじゃないか。今はそう感じている。
今回いい成績が出なかった選手たちに伝えたいなと思うことがある。
君たちは素晴らしい。
そして今はそう思えなくても、いつか努力は報われたと自分自身が納得できるときがくる」
夏の途中で届いたタジケンさんの言葉より。
ほとんどの高校3年生は高校野球を終えました。
甲子園という夢が実現できた人も、できなかった人もいると思います。
満足いく結果が出た人も、そうでない人もいると思います。
どちらにしても、夢に向かって努力し続けた日々は変わりません。
苦しんで、泣いたり、結果が出て笑ったり、すべての日々が人生の糧になっていきます。
好きなことに一生懸命取り組んでいた時間は、輝いていたはずです。
世の中には、好きなものが見つからない人もいます。やりたいことがなく、なんとなく過ごしている人もいます。
好きなことがあって、やりたいことができて、それに時間を費やすことができる。
それは素晴らしいことだし、本当に幸せなことです。
ぜひ、前に向かって進んでいってください。
高校野球で学んだことを、将来へつなげていってください。
大学生や社会人の方は、ぜひ、高校時代を思い出してください。
あのときのことが、今になってきっと、役だっていることがあるはずです。
努力できることも才能。努力したことは必ず何らかのかたちで返ってきます。
それが、派手な結果でなかったとしても・・・。
敗戦の日は始まりの日。
前を向いて、歩んでいってください!
今年の夏も感動をありがとう 甲子園きっぷ yama