映画 Film193 『コンフィデンスマンJP ロマンス編』

2020年09月02日 | 映画

隊長が、これまでに鑑賞した「映画」を紹介するシリーズの第193作品目は、『コンフィデンスマンJP ロマンス編』をお送りします。

『コンフィデンスマンJP ロマンス編』は、2019年5月17日に公開された日本映画。配給は、東宝。上映時間は、116分です。

本作は、2018年4月9日から6月11日まで、フジテレビ系列にて放送されたテレビドラマ『コンフィデンスマンJP』の劇場版として製作・公開されました。

脚本は、ドラマ版に引き続き古沢良太（こさわりょうた）。

「隊長のブログ」では、古沢良太さんの脚本作品を、これで8本紹介したことになります。詳細は、こちらの記事一覧をご参照下さい。

監督は、田中亮。田中亮さんは、ドラマ版の演出を金井紘さん、三橋利行さんと共に務めています。

主役のダー子を演じるのも、ドラマ版と同じく長澤まさみ。

長澤まさみさんが出演する作品を、これで11本を取り上げたことになります。詳細は、こちらをご覧下さい。

共演者は、ドラマ版から “コンフィデンスマン（信用詐欺師）” としてダー子とチームを組む、ボクちゃん（東出昌大）、リチャード（小日向文世）、五十嵐（小手伸也）。

この不動のメンバーに、「ダー子の一番弟子」として加わったモナコ（織田梨沙）。さらに、敵役として、竹内結子、三浦春馬、江口洋介、ほか、が登場します。

あらすじ：華麗に大胆に人を騙し続ける百戦錬磨の “コンフィデンスマン” ダー子、ボクちゃん、リチャード。次なるオサカナ（＝ターゲット）は、香港マフィアの女帝で、その冷酷さから＜氷姫＞という異名をもつラン・リウ（竹内結子）。

彼女が持つと言われている伝説のパープルダイヤを狙って、三人は香港へ。ランに取り入ろうと様々な策を講じるが、なかなかエサに食いつかず苦戦します。そんな中、昔ダー子の恋人だった天才詐欺師ジェシー（三浦春馬）が現れ、同じくランを狙っていることがわかります。

そして以前ダー子達に騙され恨みを持つ日本のヤクザ・赤星（江口洋介）の影もちらつき始め、事態は予測不可能な展開に。騙し騙されの三つ巴の戦いを制するのは誰なのか。。。

感想：理屈抜きに楽しめる作品に仕上がっています。二転三転する騙しあいの連続で、普通は嫌悪感を抱いてしまうストーリーなのですが、そこは、ダー子たち登場人物のキャラクター設定が絶妙で、笑いに変えてしまいます。さすが、古沢良太さんの脚本ですね。

脚本以外のスタッフたちも、面白い作品を作ろうという意気込みが画面越しに伝わってきます。

キャストのギャラ、大規模ロケ、から想像するに、製作費も桁外れなんでしょうね。

映像が綺麗です。猥雑な香港が、ヨーロッパの様な、お洒落な街に見えてしまうのも、隊長が“騙され”ているのでしょうかね。

Official髭男dismの主題歌「Pretender」も、本作を盛り上げています。

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元商社マン。趣味：ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞（新舞踊）、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。