隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第538回は、『中国ドラマ 「家族の名において」』をお送りします。
『家族の名において』 (原題:以家人之名、英題:Go Ahead)は、BS12で2023年1月15日から放送開始された中国ドラマです。放送時間は、毎週日曜日の13時~14時59分。日本語字幕放送。全40話。
尚、「隊長のブログ」で紹介した、華流(中国・台湾)ドラマの一覧は、こちらをご参照下さい 。
本作品は、血縁関係のない三人が “兄妹・家族” として、ともに支え合いながら成長していく姿と、それを温かく見守る二人の実の父親たちが織り成す、新しい家族の形を築いていくハートウォーミングドラマです。
「以家人之名」の中国での初回放送は、2020年8月10日から、湖南省の衛星放送局「湖南衛視(湖南衛星テレビ)」、ほか。(製作:2019年9月~12月)
脚本:水阡墨(シュイ・チェンモー)、王雄成(ワン・ションチェン)。
監督:丁梓光(ディン・ズーグアン)。
主な出演 役名:キャスト
李尖尖(リー・ジェンジェン):譚松韻(タン・ソンユン)。凌霄(リン・シャオ):宋威龍(ソン・ウェイロン)。賀子秋(ハー・ズーチウ):張新成(チャン・シンチョン)。李海潮(リー・ハイチャオ):塗松岩(トウ・ソンイエン)。凌和平(リン・ハーピン):張晞臨(チャン・シーリン)、ほか。
あらすじ:血のつながっていない三人兄妹の長男・凌霄(リン・シャオ)、次男・賀子秋(ハー・ズーチウ)、長女・李尖尖(リー・ジェンジェン)は、それぞれ幼少期のトラウマを抱えながら、李尖尖の父の李海潮(リー・ハイチャオ)と、凌霄の父の凌和平(リン・ハーピン)のもとで元気に育っていました。
本当の家族以上に支え合ってきた三人の兄妹でしたが、二人の兄が高校を卒業した後、とあることがきっかけで離れ離れになってしまいます。9年後、二人の兄と再会した李尖尖は、兄妹として失われた時間を取り戻そうとしますが、兄たちに想いを寄せられ、次第に自分の恋心に気付くようになります。
互いを思い合う若者たちが、実の家族との関係を見つめ直しながら、新たな愛と家族の形を探していくのでした。。。
4月2日放送の第20話までの感想:中国の衛星放送局の中で、最も影響力のあるチャンネルと言われている「湖南衛視」で、全国テレビ同時間帯リアルタイム視聴率1位を連発した作品ということが名納得出来る、素晴らしいドラマだと思いました。
三人兄妹のけなげさや、親が子を愛する心、また子が親を想う心に、何度、涙腺が緩んだことでしょう。テレビでこんなに感動したのは、日本のドラマを含めても、実に久しぶりです。
李尖尖役を演じたタン・ソンユンさん、1990年5月生まれで現在32歳です。本ドラマの撮影時には、29歳。それなのに、高校生役に全く違和感がありませんでした。
一方、モデル出身で長身、端正な顔立ちの、凌霄役のソン・ウェイロンさんは、1999年3月生まれ。撮影時には、まだ20歳でした。タン・ソンユンさんより、9歳も年下なのに、頼りがいのある長兄に見えましたよ。
李尖尖、凌霄、賀子秋の子供時代の子役たちの演技は、秀逸でした。
李尖尖の父親・李海潮、凌霄の父の凌和平は、良い人に描かれているのですが、凌霄の母親と、賀子秋の母は、子供を捨てた毒親として描かれています。あまりにも極端な対比ぶりに、母親団体などからクレームが付かなかったのでしょうか。
オープニング主題曲の「無畏」と、エンディング曲の「我会守在這里」の切ないメロディーが、本作の感動を高めます。
これまで紹介した 「華流ドラマ」 21作品の中で、ベストワンです。ちなみに、ナンバー2は、『愛される花』 。
彼らが、住んでいる街、新しい高層マンション群や、整備された道路、お洒落なカフェ。さらに、三人が通っていた高校も、新しくピカピカです。
どこの都市でロケが行われたのか気になって、ネットで検索してみると、福建省南部の廈門(アモイ)市という情報がありました。
その情報には、半信半疑でした。何故ならば、今から14年前に アモイを訪れた時 には、あんなに綺麗な街ではなかったからです。
それが、確信に変わったのは、第9話に登場した救急車の車体に「廈門救護」と書かれていたからです。アモイで隊長が訪れたのは、旧市街の「中山路」などだったからだと、納得しました。
尚、『家族の名において』次回・第21話「禁断の愛!?」は、4月9日(日)午後1時からの放送予定です。
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Vol.527 2023/2/23 『ボクらの時代 -2022年9~12月放送ピックアップ-』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8460bc7dd1cf69d09c31ef9d6377c29a
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