気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
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ひとりプチ旅~北鎌倉【円覚寺】

2024年06月18日 | 旅行

6月に友人とブルーポピーを見に行くという旅の計画が無くなって意気消沈していた私は、

ひとりで行ける所はないかと考えて「そうだ京都へ行ってみよう」・で・な・くて・・・

「そうだ鎌倉へ行って見よう」と思い立った。(鎌倉ならゆうゆう日帰りができる)

6月の鎌倉と言えば「紫陽花」なので、多分「明月院」や「長谷寺」は観光客で混んでいるかもしれない。

ということで、北鎌倉駅下車、徒歩数分で行けるという【円覚寺】を選んだ。

【円覚寺(えんがくじ)/臨済宗円覚寺派の大本山】北鎌倉を代表する禅寺

※円覚寺ホームページより開山について

鎌倉時代後半の弘安5年(1282)、ときの執権北条時宗が中国・宋より招いた無学祖元禅師により、円覚寺は開山されました。

開基である時宗公は18歳で執権職につき、無学祖元禅師を師として深く禅宗に帰依されていました。

国家の鎮護、禅を弘めたいという願い、そして蒙古襲来による殉死者を、敵味方の区別なく平等に弔うため、円覚寺の建立を発願されました。

     

6月15日(土)JR横須賀線北鎌倉駅

※kazzzyさん/写真AC(全景は思っていたとおり人が多く写せなかったので、写真をお借りしました)

駅を出ると左手に白鷺池(びゃくろち)という池があり、蛙が鳴いていた。

撮り鉄さん達が何人かいたので、私も便乗してちょうど横須賀線が入ってきたところを写してみたけれど、やっぱり撮り鉄さんのアングルは良い

円覚寺踏切(踏切のある珍しい参道)

【山門/三門】

(何気にカップルが多いのは私の気のせいだろうか?)

文豪夏目漱石が心の病にかかったとき(明治27年12月~1月)円覚寺に参禅しており、小説【門】のモデルとなったという。

三解脱門といい、潜ると(貪り・怒り・愚かさ)を解脱するという。

門を潜り、少し行くと右手に国宝洪鐘(おおがね)があるというので行ってみることにした。

(階段が143段あるということなので、少し躊躇したけれど国宝と聞いて…登った)

登りきると弁天堂と洪鐘(おおがね)があった。

【弁天堂】

洪鐘(おおがね)国宝

傍に【洪鐘弁天茶屋】というお茶屋さんがあったので、抹茶ソフトクリームを食べて一息つく。

(登れたけれど143段はやはりちょっときつかった!)

お茶屋さんからの眺望(ズーム)(富士山が見えた。下に見える建物は北鎌倉女学院らしい)

(お茶屋さんで柴犬連れの同年配のご夫婦と少し話をした。ワンちゃんは9キロほどだそうで、ご主人が犬リュックで背負ってきたらしい。大人しくて、可愛いワンちゃんだった!)

洪鐘弁天茶屋で30程休憩をとり、登ってきた階段をそのまま下り、山門通りに出た。(竹林が清々しい)

【仏殿】が見えてきた。

仏殿の脇道に紫陽花が咲いていた。

【勅使門】

【方丈庭園】入口(方丈とは元は住職の住居で、今は本堂のようなところで法要、座禅会などを行っているという)

方丈庭園

庭には心をかたどった言われる池があった。(確かに心!)

方丈庭園を出てもとの道に出ると左手にまた池があった。

【妙香池(みょうこうち)】(右上に見える家が現住職の住いだそうだ)

【佛日庵】この辺で少し足に違和感を覚えお茶屋があるという佛日庵に入る。

佛日庵は、開基廟の中にあった。

【開基廟】は円覚寺の開基・北条時宗公のご廟所(墓地)

入る時にお線香を頂いたので中央の(こけし型?)香炉にたて、お祈りをする。

私も冷たいお抹茶を頂いた。(小鳩豆楽/こばとまめらくが2個ついてきた)

休憩をとったので足の攣りがだいぶ落ち着き、佛日庵を出て再び歩き始めたけれど、やはり足の違和感は治まらずちょっと歩くことに自信が無くなった。

もう一歩でもう一つの国宝舎利殿なのに…「でも近いのだからまた来ればいいさ」と思い断念し帰ることにした。(残念だけれど、帰る余力も残さないといけない)

桂昌庵・十王堂・閻魔堂(円覚寺塔頭)(入り口付近まで下ったところにあり、ひっそりとしていた)

     

【カフェLIDO】北鎌倉駅に戻り、駅前のカフェで遅めの昼食を摂る。

     

この後、北鎌倉駅から横須賀線に乗って帰路に・・・

東慶寺や名月院も直ぐ近くにあるらしく、余力があったら行って見たかったけれど、円覚寺は思ったより広かったので余力は無くなっていた。

機会があったら、円覚寺の回りきれなかったところや、ひと寺ずつでもいいので鎌倉のお寺を巡って見たいと思う。


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2 コメント

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Unknown (ラブかあさん)
2024-06-19 00:16:57
鎌倉!良いですねえ。
ゆっくり歩いてみたいと思いながら果たせず、
たくさんの美しい写真で 自分もいったような気分になりました。
有り難うございます。
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Unknown (naramama)
2024-06-19 08:50:32
ラブかあさん
コメントありがとうございます。

鎌倉は京都ともまた違った雰囲気の(古都)を感じます。
電車駅で三つ四つの、直ぐ近くに多くの古刹があるのにあまり行ったことがありませんでした。
元気なうちにそんな古刹巡りが出来たらいいなと思っています。
ナラママ
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