先日(gooの50の質問)でトラウマになった映画は?という質問で【あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない】と答えた。
私はトラウマという言葉を少し間違えていたようだ。
トラウマアニメというと~バッドエンド、でも面白い~というようなそんなアニメらしい。
あの花(題が長いのでみんなそう呼んでいる)は、バッドエンドではない。言葉にすると『セツナイ』かな?観終わった後涙が止まらなかった。でも可哀想とは違う。
とにかく何日も頭のなかでぐるぐると切なさが回っている...という感じ。
爆笑問題の太田さんは高校生の時失恋したような切なさと言っていた。1ヶ月ほど立ち直れなかった( ^ω^)・・・とも。
そう私もそんな感じだった。
2回目作【心が叫びたがっているんだ】もネットで見た。これもすごく良かったけれど、あの花のようではなかった。
そのあの花チーム(超平和バスターズ)による映画がまた出来たといったら…(行くっきゃない)。ということで昨日一人で映画館へ。
この題(空の青さを知る人よ)は諺「井の中の蛙大海を知らず」の続きで「されど空の深さ(蒼さ)を知る」から来ているらしい。
井の中の蛙大海を知らず は中国から伝わったもので されど空の蒼さを知る は日本で付け加えられたものらしい。
蒼さ(青さ)、深さ、など説はいろいろとあるらしい。
先の方は母からか先生からかどちらから聞いたのか定かではないはないのだけれど、小さいうちに聞いている。
単純に私の生まれは埼玉で海を見ることができないから・・・とか。狭い世界しか知らない田舎ものだから・・・とかのネガティブ思考にとらえていた。でも付け加えられた後の方は狭い世界でひとつの事をつきつめたからこそ、その世界の深いところまで知ることができるという、どちらかというとポジティブな意味に変わる。
ネタバレになるので詳細は語ることができないけれど、観終わった後・・・ああなるほど・・・と思った。
このアニメはそんなことを感じとれる映画になっていた。
あの花のように泣かなかったけれど(2度ほどウルッとした)
あの花同様に秩父の風景は素敵で郷里を思い出し、すごくいい映画だった。
入場の時に三部作の主人公の写っているクリアファイルを貰った。
左から(ここさけ JUN)(空青 AOI)(あの花 MENMA)