2018年。平成30年も、あと数分で終わろうとしている。母が亡くなって、10日過ぎた。葬儀の翌日からすぐ仕事に出、年末年始休みに入ってからは、喪中のため正月の用意はないとはいっても、普段できなかったところの掃除をし、食料や雑貨の買い出しと、ここ何日か忙しく過ごした。そんなせいかなんだか悲しみの実感がない。お正月だからといって帰省したら、まだそこに母が居る気がしている。もう居ないのに…。庭の掃除をしていて、バラの花が咲いているのに気づいた。そういえば、つぼみを見つけてからかなりの日が経っている。寒さでもうだめになっていると思っていたので、嬉しくなった。たった一輪だけれど、美しい大輪の花。
10ヶ月あまり、点滴のみで生きていた母が21日の朝9時19分にとうとう逝ってしまった。昨日お通夜、今日お葬式。巷ではクリスマスイブ、クリスマス。なんだか忘れない日になりそうです。そうでなくても忘れはしないと思うけれど・・・。我が家では夫、長男家族、次男家族総勢9名が出席してくれたので、心強かったのと、泣いてはいけないと言い聞かせていたので、あまり泣かなかったけれど、こういうのって後からくるのだろうな。もう居ないんだ・・・という実感は。もう電話の先の母の声は聞くことができない。もう甘える先がない。そんな答えは既に出ているので…。
写真は今朝お葬儀に出かける前、あまりにも澄み切った、晴れ渡った空だったので、宿泊先のホテルの部屋から撮ったもの。この景色、なんだか(私は居ないけれど、今少し頑張りなさいよ)なんていう母からのエールのような気がした。
写真は今朝お葬儀に出かける前、あまりにも澄み切った、晴れ渡った空だったので、宿泊先のホテルの部屋から撮ったもの。この景色、なんだか(私は居ないけれど、今少し頑張りなさいよ)なんていう母からのエールのような気がした。