気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

スズメバチの巣

2020年08月31日 | 日記

今日で8月も終わりです。まだまだ暑い日が続いています。

       

先週

孫お姉ちゃんが学校から帰ってくると「お隣の屋根に蜂の巣がある。あれは絶対にスズメバチの巣だよ。」・・・と。

しばらくして孫弟が帰ってきて「お隣の屋根にスズメバチの巣があるよ。図鑑で見たのと同じだ」・・・と。

「それって渦巻みたいな模様のボールみたいだった。」と聞くと「うん、だから絶対そうだ」と言う。

なので、外へ出て孫たちの言う場所を見た。確かにスズメバチの巣だった。

しかもその巣は生きている。蜂が出入りしているのだ。

実は我が家、両脇を空き家に囲まれていて先日ブログの記事にした(雨どいにシンテッポウユリの花)の家とは反対側の燐家。

こちらはもう40年くらい無人で、連絡場所も定かではない空き家。

スズメバチは危険なので夫が区の生活衛生課というところへ電話をした。

すると1時間ほどのちに担当の方が2人、見聞に来た。(早い!)

聞くところ、駆除をするのは役所ではなく、家の持ち主が駆除業者(役所で紹介)へ連絡して処理をするらしい。費用は1~2万円とのことだった。

役所では連絡場所を調査して家主に連絡をするとのことだった。

他所(よそ)の家なので我が家では何もできないらしい。

でも、40年も住まわなくなった家をほっておく家主さんが蜂の駆除をするのだろうか?

案の定、何日か経つのに駆除される気配がない。そしてスズメバチは飛んでいる。

       

この頃、近隣で空き家が目立ってきた。

空き家増加の原因は、

①人口減少(そもそも人が少なくなれば、住む家も少なくなる)

②税制(措置勧告対象の特定空き家を除き、住宅用地の軽減措置法が適用され固定資産税が
1/6に減税される。つまり更地よりも家が建っていたほうが税金が安いのだ)

③跡継ぎの非習慣化の流れ(家長制度の廃止にともない必ずしも家を継がなくてもよくなった)

などだと思うのだけれど、変えられるとすれば②かな?

この法律を廃止、又は逆にすれば、少しは空き家をきちんと整理しようとする方向へ動くのではないかと思う。

政治や法律に全く疎い私の考えだけれども・・・

      

そして、ちょっと不思議だったので、聞いてみた。

が一緒に帰ってきたわけでもなく、いままでもあったはずのハチの巣を同じ日に何故気がついたのか?

「空がきれいだったから、空をみたら、蜂の巣に気がついた」と二人とも。

確かに、まだまだ暑いけれど、少しづつ秋に近づいてきて空が高くなった。

晴れた日の空は綺麗になってきた。

子供って視力だけでなく、感性や好奇心も大人よりあるんだなあ~。

そういえば水撒きをしながら、蜂らしきものをよけたような気がする・・・。

逆に私は、動体視力はもとより、好奇心や感性も薄らいできたのか?

老いとは危険もはらんでいるのではないか・・・。

刺されないように注意しないと・・・。

コロナに…熱中症に…スズメバチ…・・・デンジャラスです。

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退職後の(ルーティン)←今時はこんな言い方?(日課・習慣?)

2020年08月28日 | 日記

切り戻した後に咲いたペチュニア

以前は、

朝、5時半にかけた目覚まし時計の音で起き、
まず洗濯機のスイッチを入れ、
朝食の支度をしながら夫と自分のお弁当を作り、
(ナラの居た時は夫がこの間ナラと散歩)
その後朝食をとり、夫を会社に送り出すと
洗濯ものを干し、ざっとお掃除をし、自分の身支度をして、
ママちゃんの3分化粧などと言われていた化粧をし、バスに乗る(時には走って)。
庭などは見て見ぬふり、土日に集中。草取りなどは連休に。

会社でわさわさと仕事をして、

家に帰る途中スーパーに寄って買い物、
家に着くと洗濯物の取り込み(ナラの居た時は、この後に散歩)。
夕食の支度、夕食。
夕食の片付けが終わったらアイロンかけ。
お風呂に入り、ベットに入るのは12時。

この繰り返し。(ルーティンのループ?)

      

でも今は、

目覚まし時計の音でなく目覚めた時に起きる。
身なりを整え、ゆっくりと朝食を食べる。
お弁当作りも無くなった(夫は今リモートなのでお弁当はいらない)
それから庭を掃き、草花に水をやり、

洗濯をして干したら、ざっと家のお掃除をして、その後好きな事をする。

夕食の支度は土日だけ(ウィークデーはママがしてくれる。)

コロナで夫が家に居るのだけは想定外でまだループにはなっていないけれど、

そんな日常を手に入れました。

    

70歳になったので市から敬老特別乗車券というのも発行された。

横浜市営・江ノ電・小田急・神奈川中央交通・フジエクスプレス・
川崎鶴見臨港・京浜急行・大新東・東急・横浜交通開発のバスの他、
市営地下鉄全線・金沢シーサイドラインに乗車できる。
(収入によって料金が違うらしい。私の場合1ヶ月580円)

まだ敬老という言葉にはちょっと違和感があるけれど、

これらに乗ったら外出し放題ではないかでもコロナが無ければの話。

やはり何もかも手に入れることなんてできないのだろうな。

こちらはもう少し(かな?)我慢しよう。

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晩夏をお題にした母の句~祖母との別れ

2020年08月24日 | 伊代の俳句

母と子の絆(いと)細りゆく晩夏かな

季語は晩夏 (夏の終わり、秋の始まり)

母と子(自分)とを繋いでいる絆(糸が夏の終わりとともにだんだん細くなっていく…

絆を(いと)と読むらしい。短冊にふりがながふってあった。

そんな読み方があるのか?と調べたが見当たらなかった。

(きずな)だと8文字になるので絆と糸を掛けて(いと)としたのだろうか?

    

祖母(母の母)は10月に亡くなった。83歳だった。

私はその年のお盆に帰省して、祖母に逢っている。

その時の祖母は、か細くなって…という言葉がぴったりだった。

もともと細かった手首はもっと細く、まるで棒のようだった記憶がある。

私の幼い息子たちに「お正月のお年玉は用意しているから」と言っていた。

(亡くなった後、確かに中身のはいったお年玉の袋が見つかった。)

その様に精神ははっきりとしていて、認知症とかでなく病名もはっきりしていたので入院すれば手術もできたのに、それで幾ばくか長生きしても仕方が無いと言って拒み、

最期は自宅で迎えたいとの希望だったらしく、母が面倒を見ていた。

     

お盆が終わるとそろそろ夏という季節も終わる。

そんな時期に祖母の介護をしていた母が晩夏と祖母の人生の終わりに掛けて、その心情を詠んだのだろう。

おととしの暮に亡くなった母を見舞った帰り、車窓から夕焼けを眺め

私もこの句と同じような心境になった。

その時帰りの車窓から写した夕陽

以前(夕陽が泣いている)という題でブログに載せた写真。

またこの橋を渡って行っても、もう母も祖母もいない。

寂しい句です。

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母さんへ~電話ができないから手紙を書くね (^.^)/ ✉7

2020年08月22日 | 母への手紙

退職して一ヶ月余り過ぎました。

母さんは父さんが亡くなって(夫優先の時代だったから自分の思うようなことはできなかった)これからは自由で何でもできると思ったら、身体が自由で無くなったって笑っていたけれど。

私も退職したらあれもこれもしたいと、沢山あったのにこれといって纏ったことはできていません。

未だ体力的には何かの習い事に行ったり、旅行をしたりはできると思うし…それも今だけかもしれないのに・・・。

コロナウイルス感染が収束するまでは、とりあえず家が中心の毎日です。

       

パパとじじが家で仕事をしています。

リモートワークと言うらしいですよ。母さんは初耳でしょ!。

パパは屋根裏部屋に籠っています。

コロナを予見して造ったわけではないけれど、この年末年始にかけてリフォームした3階が仕事部屋として役立っています。

でも時折気分転換?なのかキッチンに降りてきてパスタなどを本格的に作ったりしています。

ただ後片付けは私です。後片付けもするように育てれば良かった…ね。

じじもほとんど自分のパソコンに向かっています。

パソコンは別々だけれど、部屋は一緒なので静かにしなくてはなりません。

なのでほとんど私は部屋に居る時はイヤホンつけっぱなしです。

しかも時折「コーヒーちょうだい」なんてオーダーが…ほぼウェイトレスさん状態です。

ママの仕事の日は ちゃんとキッチンでカードゲームを2、3時間しています。

「仕事の無いのはばーばだけだから」と宿題が終わると降りてきます。

そりゃそうなんだけれど・・・。

中学生になったちゃんは自分の部屋で絵を描いています。多分?。

おやつの時間も降りてきません。おやつを食べる時間が勿体無いと言っています。

そろそろ思春期の始まりなのでしょうか?

成長は嬉しいけれど、チョット寂しい気もします。

      

もうじき夏も終わりです。

【晩夏】をお題にした母さんの句を次のブログに載せようと思っています。

母さんが母さん(おばあちゃん)を詠った句です。ちょっと淋しい句です。

もうほとんど喋らなくなった母さんの顔が少しでも見たくてちゃんと3人で毎週のように病院へ行ったおととしの夏が懐かしいです。

でも、今年はそんな当然のようなことができないでいる人達がいるので、

母さんが亡くなったのは悲しいけれど、おととしで良かったかも…と思っています。

今日、母さんの俳句の短冊を出してブログに載せたものとまだのものを整理しました。

まだまだありますね。まだ母さんの俳句を題にブログが書けそうです。

いまのところ家事とブログと、出来たら写真の整理などを始めようかと思っています。

ちゃんとは時々電話で長話しています。

は時々上から目線のショートメール(まだ昔の携帯電話を使っています)をくれます。

まだまだ暑いけれど、この頃少しずつ、日没が早くなってきたようです。

暑さ寒さも彼岸までと言うけれど、お墓参りに行って、早くみんなに会いたいのに・・・。

この分だと(コロナは収束しそうもないので)今度も、彼岸のお墓参りは無理そうです。

なので、しばらくはこんな風に手紙をかきますね。母さん。

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えっっ!あれは何?~もしかしてユリ?

2020年08月20日 | 日記

今朝ベランダで、洗濯物を干しているとすっかり蔦に覆われてしまっているお隣さんの2階のベランダの下になんと白い花らしきものが見える。

えっ・・・しかも雨どいから??せり出して!

ちょっと待って、何…?

アリーナで孫娘のマーチングバンドを観るために買った双眼鏡を持ち出してみる。

見ると百合の花のようだった。

後で家族に見せたいし…と、今度はデジカメを取ってきて写す。

やはりどう見ても百合の花だ。

洗濯物を干し終え部屋に戻り写真をもとに調べてみる。

ユリって意外に多種類で、ウィキペディア(オンライン辞典)などをはじめブログなどの記事も多くあった。

その中での候補が4種類あった。

マドンナリリー(日本名ニワシロユリ)

ヨーロッパでは古くから聖母マリアの象徴とされていた花で、なんだか素敵な名前

②タカサゴユリ

台湾が原産の在来種でテッポウユリと似ているが、特徴として白地にピンクの筋がある。

③テッポウユリ

日本固有のユリで真っ白な花色が特徴。

最初は、あの屋根から突き出した感じが(タカサゴユリ)ではないかと思ったのだけれど、
ピンクの筋は見当たらない。

では(テッポウユリ)なのか?

でもテッポウユリの増殖は分球(球根)で、しかも開花期は4〜6月らしいので違うようだ。

そこでさらに調べるとシンテッポウユリというのが見つかった。

④シンテッポウユリ

タカサゴユリとテッポウユリの交配で作られた園芸種。純白色。

 

※haseimiさんによる写真/写真AC 

ヤマユリは花を咲かせるのに5年かかるが、これは発芽した翌年に花を咲かせ、

繁殖力が強く、開花期が8月で大量にできる種が風邪で飛ぶため野生化していて、

夏に普通に見られる白ユリはほぼこれらしい。

どうやらシンテッポウユリで決まりのようだ。

       

ちなみに私の住む神奈川県の県花はヤマユリです。

ヤマユリ

      

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