ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
以前のブログ名:和色ムーブメント

この企画、社長さんに響くのでしょうか?

2009年04月18日 | 二升五合




「“社長さん ドンペリがタダですよ” という企画?」

新聞の経済面に載っていた記事です。
“景気の後退で ・・・ ” というレベルを遥かに超えてしまった結果なのでしょうか?
これがいわゆる 「企画・販促活動」 だとすれば、この格式高い某有名ホテルは、
地方の温泉旅館などがやっている 「定額給付金パック」 と何が違うのでしょうか?
私には、長年かけて築き上げてきた自らの存在意義や価値を自ら一気に下げよう
としているようにしか見えないのですが ・・・

この内容で集まる社長さんとは、
 ① 景気の良い会社の社長
 ② 景気の良くない会社の社長
さて、どちらなのでしょうか?

景気(会社の業績)が良ければ、会社の大小はあれど、「社長」 と名の付く方が
このサービスを目指して遠くから来店するとは思えません。多少あったとしても、
このホテル(レストラン)が目指ししている、“先に繋がるような顧客” になり得るか
どうかは微妙ではないでしょうか。ましてや、いくら 「ドンペリ」 がサービスになると
いっても、景気の悪い(状況の良くない)会社の社長さんが、社員には “我慢しろ”
と言いながら、自分だけホイホイやって来るとは、どうも思えないのですが ・・・


「存在が目標になっている!」

昔、私が見習い(飲食業界)の頃、毎日のように、チーフが 「メシ(食事)」 に連れて
行ってくれたのですが、時々、「(仕事レベルも勘定も非常に)高いお店」 に勉強を
兼ねて連れて行ってくれました。そういう店でご馳走になった時、若かった私は
“いつかは自分も ・・・ ” と、その先輩やそのお店の存在意義と価値に、追いつき、
追い越したいと真剣に思ったものです。ある意味、目標となったということです。
(ちなみに、そのチーフは意味のないサービスをする同業者をよく説教してました)


「その存在、己だけのものではないはず!」

存在意義や価値というものは、その場の一時的な損得勘定だけで軽く動かしては
ならないものです。特に、多くの人のステータスとなっているような 「存在」 なら尚更
です。絶対に取り違えてはいけない部分があるはずです。“背に腹はかえられない”
というのであれば、まず、今までの看板を下ろすか、新たなものに取り替えるべだと
私は思います。それくらいの覚悟でなければ、その看板に集まってきたお客様に
非常に失礼です。知名度があり、業界でそれなりの位置の組織だという自負が
あるならば、一層、しっかりプライドと責任を持ってやって頂きたいものです!



■ 二升五合 ■

今の時代
“長い目で見ろ” とは言えない

しかし
“その日だけ、自分だけ” は虚しい

目指すは強い組織
瞬発力と忍耐力が必要だろう

組織は 「人」 で動き、「人」 で強くなる
そこに集まったスタッフも客も 「人」 である

企画販促の前にやるべきことが ・・・

第五大成丸



最新の画像もっと見る

コメントを投稿