小春おばさん / 井上陽水
風は北風 冬風
誰をさそいに来たのか
子供は風車
まわしまわされ
遠くの空へ消えてゆく
小春おばさんの家は
北風が通りすぎた
小さな田舎町
僕の大好きな
貸本屋のある田舎町
小春おばさん 逢いに行くよ
明日 必ず逢いに行くよ
風は冷たい北風
はやくおばさんの家で
子猫のひざにのせ
いつものおばさんの
昔話を聞きたいな
小春おばさん 逢いに行くよ
明日 必ず逢いに行くよ
作詞 作曲 / 井上陽水
1973
■ 昭和譜心 ■
歌詞
曲そして
その歌声にまで
独特な領域を持つ陽水
透明な氷ほどその厚さは判らない
掴めそうで掴めない、測れそうで測れない
そんなイメージさえある陽水の世界
何者とも連動一致はしない
したくはないという
若き時代に
他人
との距離
その創造力こそが
個の確立には必要不可欠
そんな風に思っていた時代に聴いた曲
未だ他人との距離を測りながら
己の立ち位置を決める
そんな自身の
心は
ちっぽけ
情けなくもあり
意地ましいとも感じる
しかし、己の姿を何かに反射させ
その存在と価値を確認しなければ不安になる
人はひとりでは生きていけないのだと
改めて感じる瞬間でもある
この陽水の歌を
J への
レクイエムとして ・・・
第五大成丸
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第五大成丸さんの精神的ショックは私では計りしれませんが、なんとか立ち直って欲しいと思います。
「J」さんのご冥福を祈っています。
コメント、そしてお気遣いありがとうございます。
自身にとっての一つの大きな反射板が忽然と消え失せてしまう ・・・
自己の存在や価値を写してくれていたモノ(者)が無くなった(亡くなった)時、
初めてその代償の大きさに気づくものなのですね。そして、その息遣いや温もりを
その親や配偶者、兄弟姉妹から感じることで、故人の人となりを改めて感じさせられる。
こんなショッキングなことに自分自身が遭遇するなど予想だにしなかった為、
立ち直る術がなかなか発見できません。ただ今は、時間が解決してくれると信じ、
自然に身を任せております。
( 大丈夫です! 本当にありがとうございます。 )
kantaroさんの作品を使わせて頂こうかどうか迷いましたが、今回、
ストレートに 「REQUIEM」 という思い入れで選択させて頂きました。