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Life with Leica

ライカ片手に写真散歩

インフォメーションセンターで

2006年01月20日 | ポルトガル

Leica M2 COLOR SKOPAR 35㎜

ロカ岬のインフォメーションセンターで最西端到達証明書を作ってもらっていると、帰りのバスが風のようにやってきて風のように去って行ってしまい、次のバスまでの約1時間半、余計にロカ岬で時間を過ごすことになった。ずっと外にいると風が強く寒いので、インフォメーションセンターの応接室のようなスペースでぼーっとバスを待った。
列車とバスの旅には、よくこういう「無駄な」時間があるけれども、実はもっとも贅沢な、旅の実感を味わえる時間でもあるのだ。・・と、ちょっと心理学でいう「合理化」である。

教会のイルミネーション

2006年01月19日 | ポルトガル

Leica M2  COLOR SKOPAR 35㎜

リスボンの、名も知らぬ教会のイルミネーション。

本日またショックなニュースが。コニカミノルタがカメラ事業から撤退するという。まあ、何となく予想されたことではあったが、愛着あるメーカーだけにやはりショックだ。ソニーがαを継承するらしいが、どうしてもカメラというものの未来に一抹の不安を抱かざるを得ない。つまりこれは「終わりの始まり」かもしれぬ、ということだ。自分としては今後もモノクロフィルムが入手できることをただ願うばかりだ。

市電のある風景

2006年01月18日 | ポルトガル

Leica M2 COLOR SKOPAR 35㎜

話をしながら市電を待つ親子の向こうで、市電の運転士と女性がなにやら言い争いを始めた。どちらも話の内容はまったく理解できないが、リスボンのにぎやかな広場での1コマである。

リスボンのラッシュアワー

2006年01月17日 | ポルトガル

Leica M2  COLOR SKOPAR 35㎜

リスボンの地下鉄。朝の通勤ラッシュだ。ラッシュアワーでこの程度の混み具合というのは東京や大阪の地下鉄では考えられない。
時折、都市の適正規模というものについて考えることがある。日本の大都市は過密すぎる、とあらためて感じた。

ホテルにて

2006年01月17日 | ポルトガル

Leica M2  COLOR SKOPAR 35㎜

リスボンのホテル。朝食のテーブル。窓際のこの席は、滞在中の指定席となった。
朝早くここへ来るとあたりに日本人の姿があるが、遅い時間に来ると見ない。日本人観光客は早起きだ。

市電を待つ

2006年01月17日 | ポルトガル

Leica M2  COLOR SKOPAR 35㎜

リスボン。ベレン地区から、市の中心部に向かう市電を待つ女性。道路の先に見えるのは世界遺産のジェロニモス修道院。

リスボンの犬

2006年01月16日 | ポルトガル

Leica M2

本日ようやくリスボンで撮ったフィルムの現像を受け取ってきた。結果は・・・。どれもシャッターを押した瞬間は、確かカルティエ・ブレッソンのような写真が撮れたはずだったのだが。

リスボンのケーブルカー2

2006年01月14日 | ポルトガル
RICOH Caplio GX + DW-4

リスボンのケーブルカー、ラブラ線。リスボンの町はいたるところに落書きがあるのだが、落書きも車両のデザインの一部に見えなくもない。
リスボン市内にはケーブルカーのほかに市電、地下鉄、市バス、鉄道とあって観光の足は豊富だ。


整列乗車

2006年01月13日 | ポルトガル

CONTAX TVS DIGITAL

リスボン市内、駅前でバスを待つ人の列。こんなにきちんと並んでバスを待つ光景を、自分の生活圏では見かけない。
・・一番左端はどこかで見たことのある日本人だ。このバスには乗らないはずだが・・。

リスボンのケーブルカー

2006年01月13日 | ポルトガル

CONTAX TVS DIGITAL

リスボンには、ローマをまねて、「7つの丘がある」といわれる。つまり坂だらけの町というわけで、ケーブルカーも3線あり、このビッカ線のあたりがもっともリスボンらしい風景といわれているそうだ。
クルマがとまっているのは、この道は生活道路でもあるからだ。坂の下にはテージョ川も見通せる。

リスボンの一杯

2006年01月11日 | ポルトガル

CONTAX TVS DIGITAL

リスボンの有名な酒場である。大勢の人が立ったまま、養命酒のような小さなカップでGinjaというさくらんぼ酒をちびちびと飲んでいる。(よく見るとそういう人は写ってないが実際にはたくさんいるのだ)
この酒場は以前に写真で見たことがある。確かどこかのカメラメーカーの広告に使われていたはずだ、と店の前に立った瞬間に思った。帰宅してから古いカメラ雑誌をひっくり返すと確かに1996年6月号のカメラ雑誌にあった。FUJIのGA645の広告で、北尾順三氏が撮ったものだ。「露出より、絞りより、リスボンの一杯。」と題した北尾氏の文章が添えられてあって、それには「数枚気軽に撮った後、もちろん私も一杯頂いた・・。」とある。
自分も何枚か撮った後で小さなカップに注いでもらい(大と小があって小さい方は確か80セントだった)、妻と交互にちびちびなめながらリスボンのにぎやかな通りを歩いた。甘くてけっこう強い酒で、土産にボトルを購入したが、家で飲むと、正直、養命酒とあまり変わらなかった。

リスボン・夕暮れの街角

2006年01月10日 | ポルトガル
RICOH Caplio GX + DW-4

陽が傾き、街灯に明かりが点る。日本の都市のように派手なネオンサインはなく、どこからか教会の鐘の音が聞こえるのはまさにヨーロッパだ。

飛行機から眺めると、ヨーロッパの都市の夜景はほぼオレンジ1色で、日本のそれのように「宝石を散りばめたような」色ではない。日没後、パリの空港をリスボンに向けて飛び上がったとき、エッフェル塔だけがガラス細工のようにきらきら輝いていたのが印象的であった。