みなさん、おはこんばんにちは(・ω・)ノ
今、新垣師範のブログから三戦(サンチン)について考察してみるようにとの課題が出ています。
サンチンとはいったい何のために作られた形なのか?
サンチンの形の主な特徴は、
1.静歩行を使用する
2.相手と正対する
3.身体を固める
この三つが挙げられるようです。
これは、我々が行っているナイファンチとは全く逆の事を修行する事になります。
という事は、ナイファンチとは全く別の条件で戦う事を想定していると考えなければなりません。
そこで、様々な推理をしてみました。
推理1.強固な鎧によって正中を隠す必要がない
2.盾を使うため体の動かし方が違う
3.船上や馬上での戦いの為倒れない様にした
4.使う武器が違った
と、4点ほど思いついたのですが、1~3の条件は、剣や槍などで相手を倒すためには動歩行は絶対必要であるので消去されます。
という事は、使う武器が違う。いったい何か?
刀や槍など自分の力を使う武器は、必ず動歩行が必要となります、それは盾を持っていようと、船上だろうと同じです。
では動歩行の必要のない武器とは何か?それは身体を使わなくても殺傷能力のある武器だと考えるのが自然でしょう。鉄砲は?これは半身になるのが普通ではないでしょうか?
では!?
中国では集団戦法によく使われた武器に「弩」という武器があることを思い出しました。
詳しい事は専門家ではないので、よく分かりませんが、以下Wikipediaからの抜粋。
~前略~長期間の訓練が必要となる弓に比べ、誰が用いても威力が変わらず短時間の訓練で一定の命中精度が得られる弩は、農兵等の戦争に不慣れな人材を大量に動員する必要があった社会(中国・ヨーロッパ)では重宝された~中略~
~清代に入ると前身である後金軍が弩を主力兵器として用いていた為、再び主要装備として配備される様に成り、清代には流れ作業(工場制手工業)による製造過程があったとされる。~後略~
また、弩は、「千人規模以上の大軍団の歩兵による迎撃戦に適し」ており、集団戦法の中でコケる、倒れることは許されなかったと考えられます。そして、「弩」は今のクロスボウ、またはボウガンと呼ばれるものと構造は同じであり、動力は身体の外にありますから、身体はなるべく安定した方が命中率が上がります。また、弦の引き方も弩と正対した方が引きやすいのではないでしょうか?これらの理由のため、静歩行が都合良かったのではないか。
そして、サンチンの第3の特徴である身体を固めるというのも「弩」を撃つためのものと考えられます。
現在行われているウェイトトレーニングで、身体を安定させる為、ドローイングという一種身体を固める為の方法が存在します。これを行うと体幹が安定します。同じようにすると「弩」を撃つことにおいてはより有利になるでしょう。つまり、身体を固める行為は、敵からの攻撃に耐える為ではなく、武器を使う為の安定した発射台としての身体を作ることに目的があったのではないでしょうか?
新垣師範が突き止めた空手の形が元々清王朝の戦闘訓練のためのものであれば、「弩」を使う訓練もあったと考えるのが自然であると考えます。
また、上記のように、弩の特徴として、「短時間の訓練で一定の命中精度が得られ~中略~人材を大量に動員する必要があった社会」では重宝されたことから、兵役訓練は、まず弩の訓練から始まったのではないのでしょか?
だから、三戦は最初に学ぶ形として存在するのではないかと推察します。
以上、三戦(サンチン)についての思い込み推理でした。
信じるか信じないかはあなた次第!!
終わり(=゜ω゜)ノ
今、新垣師範のブログから三戦(サンチン)について考察してみるようにとの課題が出ています。
サンチンとはいったい何のために作られた形なのか?
サンチンの形の主な特徴は、
1.静歩行を使用する
2.相手と正対する
3.身体を固める
この三つが挙げられるようです。
これは、我々が行っているナイファンチとは全く逆の事を修行する事になります。
という事は、ナイファンチとは全く別の条件で戦う事を想定していると考えなければなりません。
そこで、様々な推理をしてみました。
推理1.強固な鎧によって正中を隠す必要がない
2.盾を使うため体の動かし方が違う
3.船上や馬上での戦いの為倒れない様にした
4.使う武器が違った
と、4点ほど思いついたのですが、1~3の条件は、剣や槍などで相手を倒すためには動歩行は絶対必要であるので消去されます。
という事は、使う武器が違う。いったい何か?
刀や槍など自分の力を使う武器は、必ず動歩行が必要となります、それは盾を持っていようと、船上だろうと同じです。
では動歩行の必要のない武器とは何か?それは身体を使わなくても殺傷能力のある武器だと考えるのが自然でしょう。鉄砲は?これは半身になるのが普通ではないでしょうか?
では!?
中国では集団戦法によく使われた武器に「弩」という武器があることを思い出しました。
詳しい事は専門家ではないので、よく分かりませんが、以下Wikipediaからの抜粋。
~前略~長期間の訓練が必要となる弓に比べ、誰が用いても威力が変わらず短時間の訓練で一定の命中精度が得られる弩は、農兵等の戦争に不慣れな人材を大量に動員する必要があった社会(中国・ヨーロッパ)では重宝された~中略~
~清代に入ると前身である後金軍が弩を主力兵器として用いていた為、再び主要装備として配備される様に成り、清代には流れ作業(工場制手工業)による製造過程があったとされる。~後略~
また、弩は、「千人規模以上の大軍団の歩兵による迎撃戦に適し」ており、集団戦法の中でコケる、倒れることは許されなかったと考えられます。そして、「弩」は今のクロスボウ、またはボウガンと呼ばれるものと構造は同じであり、動力は身体の外にありますから、身体はなるべく安定した方が命中率が上がります。また、弦の引き方も弩と正対した方が引きやすいのではないでしょうか?これらの理由のため、静歩行が都合良かったのではないか。
そして、サンチンの第3の特徴である身体を固めるというのも「弩」を撃つためのものと考えられます。
現在行われているウェイトトレーニングで、身体を安定させる為、ドローイングという一種身体を固める為の方法が存在します。これを行うと体幹が安定します。同じようにすると「弩」を撃つことにおいてはより有利になるでしょう。つまり、身体を固める行為は、敵からの攻撃に耐える為ではなく、武器を使う為の安定した発射台としての身体を作ることに目的があったのではないでしょうか?
新垣師範が突き止めた空手の形が元々清王朝の戦闘訓練のためのものであれば、「弩」を使う訓練もあったと考えるのが自然であると考えます。
また、上記のように、弩の特徴として、「短時間の訓練で一定の命中精度が得られ~中略~人材を大量に動員する必要があった社会」では重宝されたことから、兵役訓練は、まず弩の訓練から始まったのではないのでしょか?
だから、三戦は最初に学ぶ形として存在するのではないかと推察します。
以上、三戦(サンチン)についての思い込み推理でした。
信じるか信じないかはあなた次第!!
終わり(=゜ω゜)ノ