私塾 成趣館

広島県東広島市の古流沖縄空手道場。稽古日は火・金。幼年部5時~少年部6時半~一般部8時~10時。(木)7時半〜中高生の部

続、身体を一直線にする。

2017-03-04 22:13:48 | 空手
みなさん、おはこんばんにちは。瑞穂の国記念小学校、名誉校長の安倍昭恵です。「あべしゅしょー、ガ〜ンバレ」…ウソです、信じた人スイマセン。(・ω・)ノ
前回ブログで記したように、身体を真っ直ぐにすると集中力が上がると言う事を発見し、更にいろいろ工夫してみました。

糸に重りを付けて、正中線と見立ててみたり、
これは板で正中線を具象化してみました。


これを正中線に合わせてみるとどこが歪んでいるか分かりやすいのです。
しかし、これらの工夫は一般の人には良かったのですが、子供にはあまり芳しい結果は出ませんでした。道具の方に意識がいき、集中力が分散されて、よろしくないようです。
一番良いのは、道具に頼る事なく、一人一人姿勢を修正してやるのが一番でした。
また、立ち方も、閉足立ち、ナイファンチ立ち、前屈立ち、四股立ちといろいろやって正中線に沿って身体を真っ直ぐにさせてみたのですが、結局一番効果があるのは「鐘木立ち」のみでした。

どんなに騒がしくても、集中力がなくても、一度この鐘木立ちによる真半身を作ると、話し声も無くなり、集中力が増します。
年齢も小学生以上であれば、程度の差こそあれ、同じような効果があります。しかし、未就学児への効果はまだ疑問が残るところです。
もっと効率の良いやり方があるかもしれませんが、この鐘木立ちによる真半身、もしこのブログを読んでいる人で少年部の指導者がいれば試してみて下さい。
私は更なる工夫を続けてみたいと思います。

終わり(=゚ω゚)ノ