1/27(金)身体を一直線にする

みなさん、おはこんばにちは、狩野英孝の元カノの加藤サリです。信じた人すいません、ウソです(・ω・)ノ
今回の練習はいつも通りに、ワーキャー言う子供達の声の中で始まりました。
スポーツは遊びである、という考えから、うちの子はいつも自由です。だから、空手をしっかりやる子とやらない子の差が激しいのです。

とは言っても一応空手道場なので、しっかりやるときはしっかりやる！ということで、今回はいつも以上に形(カタチ)にこだわって指導してみました。とにかく真っ直ぐ！足、膝、体軸、腕、手、顔、全てを一直線上に置く様にカタチを整えていきます。先ず一人を徹底的に指導します。

その後、全員で行う。
すると不思議な事に、全員が同じ様にカタチを整え出したのです。それが、全く静かになり、ダラダラした子もいなくなり、聞こえるのは床を踏む音と道衣の擦れる音のみ、しかも、後ろで見学している保護者の方も、一切の会話もなくなり、まさに水を打ったような静けさ！
まだ型としては不完全ですが、全員しっかりできてます。いつもなら必ず一人はダラダラする子がいる(いや、お恥ずかしい 汗)のですが、そんな子が一人もいない。
いつもならカタチを整えてもスグに戻してしまう子も今回は整えたら一切カタチを崩さない。
隣の子にちょっかい出す子もいない。
絶対イヤイヤ空手に来てるだろうという子がしっかり空手をしだす！全員揃って、カタチの整った空手をしている！
今まで(7年間)、そんな事なかったので、(もちろん個々で一生懸命できる子はいますよ、でも全員がってことはなかなかなかった)生徒たちのあまりの集中力の凄さに、何が起こったのか理解出来ずに、逆に「お前ら、どしたん？」と思い、笑いが込み上げてしまう始末。
別に怒鳴りあげたり、何か子供達に興味のある事を使った指導をしたわけでなく、只々身体の線を一直線上に揃えるようにしただけで、なぜだか子供達の心が空手に集中したという事実。
まだ、この事が今回だけの事なのか、子供特有の気分の波によるものなのかは分かりません。もっと、いろいろな場面、状況、年齢、人間で試してみなければ分かりません。
しかし、この事をしかっかりと実証出来れば、もしかしたら武道の存在意義を目に見える形で示す事が出来るかもしれません。
今回のことは、私にとって大きな転換点になるような気がします。
ちなみにこの後、一般部で一緒にやっているSタロウにも試してみました。Sタロウも最近ダラダラになっていましたが、これが大人以上に綺麗なカタチを作る事が出来ました。

今後のさらなる検証を行ってみます。
To be continue‼︎

終わり(=ﾟωﾟ)ﾉ