友釣clubたか

酒匂川で・・・!鮎と戯れ~
伊豆の磯ではブダイと遊ぶ

鮎釣り

2010年11月10日 | 鮎友釣
昔私が親父と酒匂に出かけていた頃は鮎の友釣って言えば瀬でした、トロ場はドブ釣り場だと言う感覚でしたが数年前よりトロ場での泳がせ釣が盛んに広まり今では瀬よりゆるい流れでの釣が主になったように感じます、確かに釣っていて楽だとは思うのですが…、現状経験の少ない方たちは瀬での釣りが出来ない人が多いようですね、流れに囮を入れられないとか囮がすぐに弱るとかで…、でも友釣の醍醐味はやはり流れのある瀬だと思うのですが、瀬で掛けると一段と引きややり取りが楽しめます、野鮎も瀬に付いている奴ほど闘争心が旺盛で居れば直ぐに追って来ますからね、勝負は断然瀬のが早いでしょう、底石が大きい所では底の流れはさして早くも無く囮も石裏なら少々弱っていてもすんなり入るものです、底に入れたら流れに出してやると流されまいと懸命に泳ぎます、さすればガツンですからね、石裏で休んでいては掛かるものも掛かりませんから、私が子供の頃親父に教えていただいた事は大きな錘を囮の大きさに合わせつまみ糸に取り付け瀬の中の黒く光った石の頭に入れ竿は目一杯寝かせて少しずつ少しずつ上へ引く釣からでした、錘もコロガシに使うような錘でしたから、でも良く掛かった記憶がありますよ、竿なんかはそこいらにある延べ竿でですよ、やわらかい竿ではのされて寄せるのに大変苦労した思いがあります、そんな事で瀬は好きな場所なんですね、かといってトロ場も好きですよ、追われて掛かった時何かは目印がすっ飛びますからね、気持ちがいい瞬間です、こういう場所こそ囮の元気加減が物を言うかと思うのですが、元気な奴なら直ぐに掛けて来ますが弱るとちょっくらじゃ有りませんからね、弱ってしまい他に変える囮が無い時こそ流れのある瀬で勝負ですよ、流されない程度の錘をかませ底に沈めることだけ考えて待て居れば掛かるでしょう、掛かった鮎を持ってまたトロで遣ればいいんですからね、ともあれ鮎の友釣の基本は瀬釣にあると考えています、それに瀬に着いている鮎は大きいし力も強いので囮に使えが違いがはっきり分かる事と思います、来年が待ち遠しいですね。