我国の陽明学の開祖は中江藤樹です。
中江藤樹は「近江聖人」と言われ、藤樹の教えは「藤樹学」と言います。
「人は悪名を憎んでよい評判を好むものだが、小善を積み上げねばよい評判は表れようもない。
小人(心得のない人)は、小善には目もかけないが、君子は日々なすべき小善をひとつも捨てない。
まさに、日々自分を磨く事上磨錬を怠らない。
もちろん、大善もやるべきときはにはやるが、あえて求めて行うことはない。
大善は有名になるための近道であり、小善は徳を積む近道である。
評判を得たくてやる大善は、動機が善でなければ大したことがない。
君子というのは、小善を積んで仁義の徳を身につけた人のことである」
中江藤樹は「近江聖人」と言われ、藤樹の教えは「藤樹学」と言います。
「人は悪名を憎んでよい評判を好むものだが、小善を積み上げねばよい評判は表れようもない。
小人(心得のない人)は、小善には目もかけないが、君子は日々なすべき小善をひとつも捨てない。
まさに、日々自分を磨く事上磨錬を怠らない。
もちろん、大善もやるべきときはにはやるが、あえて求めて行うことはない。
大善は有名になるための近道であり、小善は徳を積む近道である。
評判を得たくてやる大善は、動機が善でなければ大したことがない。
君子というのは、小善を積んで仁義の徳を身につけた人のことである」