バルちぁんの徘徊 (М78星雲)

バルちぁんの「自己満足・自己陶酔・妄想徘徊」

丸裸の自分

2013年12月18日 18時21分41秒 | 独り言

江戸時代の曹洞宗・良寛さんの話です。

良寛さんの粗末な五合庵に旅人が来た。

一夜の宿をお願いされたが、粗末な住まいには鍋が一つしかない。

鍋に水を入れ、旅人の足を洗ってあげた、翌日は、鍋に水を入れて顔を洗ってあげた。

朝は、その鍋で粥を作ってあげた。

生活道具が鍋だけでの良寛さんは、貧しいとも不幸とも思っていない「少欲知足」

器も「我無性」で、いろんなものに変化する。

鍋であれ、人間であれ丸裸になれば実存は決して変わらないという。

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