和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

新彊ウイグル自治区2

2009-07-11 03:09:06 | カメラ
ウルムチの暴動は収まったかに見えますが、
この暴動の死者が156人と中国発表がありますが、
ウイグル族側からの発表は800人を越えているらしいです。
ウルムチの他には
カシュガル、ホータン、アスクあたりに連鎖暴動があるかもしれません。
政府が武力で押さえつけているのが実情だと思います。

和尚の新彊ウイグル自治区の取材は撮影ツアーです。
普通の観光ツアーではなく、
オプションが多いのです。
メンバーは4~5人。
約1ヶ月間。
コース自体は日本の旅行社が組みます。
開放されていない所は、党、森林局、軍などに許可を申請します。
それを新彊の旅行社に依頼します。
写真が撮れるまで滞在しますので、
計画はあってないようなものです。
ウルムチまでは計画通りです。
ウルムチでガイドと打ち合わせでコースが決定します。
今までの例ですと、計画通り進んだ事はなかったです。

移動手段は4駆のジープ型(ランクル等)2台です。
4~5日分の水と食料を積み込みます。
宿泊は街が近くにある所ではホテル(飯店、賓館)で泊まります。
昼飯は集落の食堂で済ませます。
ウイグル族の食堂は“清食”で豚肉を食べません。
毎日食べるものに、
羊の赤肉と脂肪を交互に串に刺したシシカバブーという串焼きで、
香辛料をかけて焼きます。
草原の真ん中では遊牧民のパオを借ります。
食事は基本的に遊牧民と同じものを食します。
(羊の塩ゆで、玉葱、ジャガイモなど)
胃腸の弱い人はかなりしんどいです。
トイレはないです。
シャワーのない日が続きますので、
ウエットティッシュ、大型のアルコールティッシュ必携です。
下着などは捨ててもいいものを持って行きます。

昨日の氷河湖の下流です。
月湾と言いますが、
天気によって川の色が変わるそうです。
今日の色は氷河特有の色になっています。