和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

フォトライブラリー写真

2009-07-27 05:52:04 | カメラ
和尚の回顧記事も最後になりました。

今までフィルム撮影の場合、
必ず同じカットを2枚撮ることにしておりました。
一枚は手元に置いておく分、
もう一枚はフォトライブラリーに預ける分です。
写真家が撮ったフィルムをクライアント(顧客)に貸し出す会社を
フォトライブラリーまたはフォトエイジェンシーといいます。
今でこそ、
フォトライブラリーは受難の時期を迎えていますが、
デジタル以前はフィルムがすべてでした。
フォトライブラリーシステムは写真家がフォトライブラリーと契約して、
フィルムを預けて、その使用料の50%~60%を
写真家が受け取るというものです。
フィルムの使用料は用途によってまちまちですが、
写真家はフォトライブラリーに対して、
使用方法について口出し出来ないような契約になっています。
ただ写真を使用した顧客名は報告がありました。

和尚はテイキングというフォトライブラリーに
預けていました。
バブル崩壊前はいい収入になりました。
バブル崩壊後は全く売り上げが減りました。
それに追い打ちをかけたのがデジカメの発展です。
という訳でプロの写真家は受難の時期を迎えています。
プロの写真家はデジタルへの移行を余儀なくされていますが、
デジタル写真のコスト減に伴い、使用料も低価格になっています。

フォトライブラリー用の写真はと言えば、
画面にユトリがあって、ヒント、露出も完璧で美しいものが条件です。
写真単独で使用されることは少なく、
文字が入ったりしますので、
余裕のある写真が売れていました。
和尚は今はフォトライブラリーをやめております。

一番売れた写真をアップします。

赤目四十八滝の荷担滝です。

和尚の写真活動の回顧を一旦終りにします。
近年のことはブログに書いておりますので、
重複は避けます。
パソコン環境、使用カメラも既に書きました。
新しい変化があれば、その都度ブログに書きます。

少しゆっくりさせてもらいます。