和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

大雪山系トムラウシ山

2009-07-17 11:31:02 | カメラ
大雪山系トムラウシ山で山岳遭難が起こりました。
今日の10時現在10名の遭難死が報告されています。
年齢的には60代が多いと予想されますが、
遭難事故が起きた時に必ず、
中高年の無謀登山がやり玉に上がります。
今回は旅行会社のツアーでガイドもついていると言う。
ガイドがついていながらどうして?と疑問が残りますが、
命は自分で守るしかないようです。
天候の急激な変化による気温の低下、
そして疲労困憊の次にやってくる凍死のようです。

和尚も若い時にはずいぶん山には登りました。
以前は旅行社のツアー登山はなかったのです。
綿密な計画を立てて、登ったものです。
天気図の書き方も勉強しました。
悪天候には行動しないのが鉄則でした。

50歳を過ぎて昔のような体力がなくなったと自覚した時から、
山に登らなくなりました。
精神的には若くても、体力的にはかなり衰えています。
高齢者の皆様、このところを自覚して下さい。

今回の遭難の山は
大雪山系の南部になります。
トムラウシ山を中心に、
ニペソツ、美瑛岳、十勝岳など2000mを越える山が多いです。
北海道の2000m級の山はアルプスの3000m級の山に匹敵します。

本来、今の時期の山は素晴しいです。
特に北海道の山はお花畑も美しく、
天気が良ければルンルンです。
同時に落とし穴もあります。
今回の遭難もそうでしょう。

トムラウシ山には登っていませんが、
あこがれの山でもありました。
和尚はこの辺りでは、
大雪山、白雲岳、十勝岳には登っています。
白雲岳からのトムラウシ山方面の写真がありましたので、
アップします。

上部右のうすくガスがかかった山がトムラウシ山です。
花はエゾコザクラ、キバナシャクナゲ、ハクサンイチゲも見えます。

遭難死された方のご冥福を祈ります。
合掌