和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

雑誌デビュー

2009-07-21 17:17:07 | カメラ
朝早く車を走らせると、
動物の交通事故を目にします。
以前はネコが多かったのですが、
この頃はタヌキ、アナグマが多いような気がします。
山を走っていると突然シカが出て来てびっくりします。
カモシカを見ることもあります。
先日も事故ですが、
イノシシが昇天していました。
当麻寺近くの国道です。
初めてなのでびっくりしました。
里山を撮っていると、
イノシシ、鹿などの防護網をよく見ます。
カメラマンにとっては歓迎されませんが、
作物を荒らす動物が多くなったのでしょう。
山が荒れていることも原因でしょうが、
野生動物が住みにくくなっていることも確かです。

話は変わります。

はずかしながら、かなり昔の話です。
和尚の写真が初めて本に掲載された、
いわゆる雑誌デビューの作品を載せます。
25年ほど前のことです。
山の雑誌に“山と溪谷”という雑誌があります。
その兄弟誌にヤマケイグラフィックがありました。
その中のコンテストです。
北アルプス涸沢での写真です。
1ページ半の大きさで掲載でした。
準特選

モレーン(氷堆積)を手前に涸沢岳を背景に高度感を出しました。

よくコンテストではフィルムのみの応募があります。
返信切手同封で選外の応募作品が帰って来ます。
ところがが入選作品のフィルムが帰って来ないことが多いです。
そんな時は応募作品をデュープ(複製)するか、応募しないかです。
和尚はフィルムの返却があるかどうかで応募を決めました。
雑誌系のコンテストでは返却が少ないと思います。
メーカー系はその逆です。
デジタルはそんな心配は要りません。

サルスベリ

2009-07-19 09:02:05 | カメラ
今日、薬師寺から浮見堂のサルスベリの様子を見て来ました。

早咲きが3本だけ咲いていました。昨年と同じです。






サルスベリは晴天か入道雲のある空にふさわしいです。
曇天ではイメージが湧きません。

奈良の郊外を走っていたら、
廃屋の庭にりっぱなサルスベリを見ました。
花は8月中頃でしょう。


飛火野の鹿





トムラウシ山遭難に思うこと

2009-07-18 07:29:45 | カメラ
トムラウシ山遭難は
死者10名の大遭難事故になってしまいました。
あまり報道されていませんが、
大遭難の原因の一部分に山小屋の違いが考えられます。
北アルプスなどの山小屋は大体2時間ぐらい歩けば、
次の小屋に行き着けます。
そして山小屋の営業システムは1泊2食付きで、
寝袋(シュラフ)も食料も要りません。
そして悪天候時の逃げ道もあります。

大雪山系では北アルプスのような山小屋は少ないです。
寝袋(シュラフ)と食料持参でテントの代わりに避難小屋で寝ます。
遭難者の行程を見ますと、2泊3日。
出発が旭岳温泉になっていましたので、
白雲岳避難小屋、ヒサゴ沼避難小屋泊のコースだと思います。
2時間歩けば山小屋がある場所ではないのです。
悪天候時の逃げ道もありません。
予備日があったかどうか分かりませんが、
日程重視で悪天突破したような気がします。
一番大きな疑問がガイドが3人もいながら、
事故が起きたことです。
検証を待たねば分かりませんが、
お客さんが高齢者ということを考えないガイドの判断ミスが
あったような気がします。
北アルプスのような山小屋があれば、
こんな大惨事にならなかったと思います。

麓の富良野では花が咲き乱れています。
以前行った富田ファームにて

大雪山系トムラウシ山

2009-07-17 11:31:02 | カメラ
大雪山系トムラウシ山で山岳遭難が起こりました。
今日の10時現在10名の遭難死が報告されています。
年齢的には60代が多いと予想されますが、
遭難事故が起きた時に必ず、
中高年の無謀登山がやり玉に上がります。
今回は旅行会社のツアーでガイドもついていると言う。
ガイドがついていながらどうして?と疑問が残りますが、
命は自分で守るしかないようです。
天候の急激な変化による気温の低下、
そして疲労困憊の次にやってくる凍死のようです。

和尚も若い時にはずいぶん山には登りました。
以前は旅行社のツアー登山はなかったのです。
綿密な計画を立てて、登ったものです。
天気図の書き方も勉強しました。
悪天候には行動しないのが鉄則でした。

50歳を過ぎて昔のような体力がなくなったと自覚した時から、
山に登らなくなりました。
精神的には若くても、体力的にはかなり衰えています。
高齢者の皆様、このところを自覚して下さい。

今回の遭難の山は
大雪山系の南部になります。
トムラウシ山を中心に、
ニペソツ、美瑛岳、十勝岳など2000mを越える山が多いです。
北海道の2000m級の山はアルプスの3000m級の山に匹敵します。

本来、今の時期の山は素晴しいです。
特に北海道の山はお花畑も美しく、
天気が良ければルンルンです。
同時に落とし穴もあります。
今回の遭難もそうでしょう。

トムラウシ山には登っていませんが、
あこがれの山でもありました。
和尚はこの辺りでは、
大雪山、白雲岳、十勝岳には登っています。
白雲岳からのトムラウシ山方面の写真がありましたので、
アップします。

上部右のうすくガスがかかった山がトムラウシ山です。
花はエゾコザクラ、キバナシャクナゲ、ハクサンイチゲも見えます。

遭難死された方のご冥福を祈ります。
合掌

今日の薬師寺

2009-07-16 06:25:09 | カメラ
晴れ上がった朝、薬師寺に行きました。
いつものメンバーも半分くらいです。
焼ける雲もなく、平凡でした。


この写真の悪いところは塔と山(若草山)が黒い部分に沈み込んでいることです。
若草山に薄い霧か雲がかかれば、また違った感じになるでしょう。







サルスベリは浮見堂、大仏殿、新公会堂が咲き始めたようです。
石光寺のサルスベリはまだまだです。

新彊ウイグル自治区4

2009-07-15 07:35:47 | カメラ
取材中のトラブルは2回ありました。
アルタイ地区で遺跡の撮影をしている時、
文物省(文部省みたいな部署)の役人が来て、
今撮ったフィルムを差し出せと言って来た。
一週間前から外国人の撮影は禁止されていると言う。
こちらも通訳を通じて事情を話すが、
聞き入られず、平行線のまま2時間が過ぎる。
結局お金で解決しました。

2回目はカザフ族の聖地ナラティに入る時でした。
聖地ナラティには観光客が入れる解放区があります。
普通観光客や外国人は解放区までです。
和尚たちの希望は聖地を自由に撮影出来るというものです。
聖地に入るにはゲートを3カ所通過せねばならず、
最初のゲートでつまずきました。
聖地で生活しているカザフ族の知人の設定で申請していたのですが、
外国人ということが知られ、OKが出ませんでした。
この時に和尚たちは聖地の住民2人を同乗させて行くことになっていました。
住民2人というのは村の長で、いわゆる“顔が利く”ということもあって、
彼らの機転もきいてやっとのことで許可が出ました。
私たちが、長の孫が日本に留学している学校の先生で、
その先生を村に招待することで許可を得ました。
もちろんパスポートの提示は必要でした。
おそらく、日本人最初の訪問だったのでしょう。

あとは外国人立ち入り禁止地区ではカメラ類は隠し、
車外の出られず、スパイに間違われないようにしたのは
いうまでもありません。

生活をアップします。

パオの夜


パオの中(モンゴル族)


子供たち(モンゴル族)


子供たちはよく働きます






ウイグル族の子供


ウイグル族の衣類の生地


シシカバブーを焼いています


街の市場風景


村の市場風景


村の肉売り場(カザフ族)


パオから(モンゴル族)


ウイグル族の子供


夏の峠にて 標高4500mほどあります。急に登ると空気の薄さを感じます。
車道がジグザグに続いています。


新彊ウイグル自治区はこれで一旦終りにします。

蓮田

2009-07-14 04:41:39 | カメラ
明日香村小学校の横に蓮田があります。
花も咲いていましたので、
ちょっと立ち寄りました。
蓮田を前景にバックを探しましたが、
無理なようです。
バックに二上山をもって来ましたがダメでしたね。

蓮の花は存在感があるので、
それだけで写真になります。
ストレートに撮った方が精神衛生上いいです。




ムクゲが咲いていました。


棚田の土手にはノカンゾウが咲いています。


本薬師寺のホテイアオイはまだです。

増えるんですかね。

10年のお別れ

2009-07-13 05:26:45 | カメラ
薬師寺東塔の改修の為、
10年間姿が見えなくなります。

昨日はライトアップを撮りに、
夕方駆け付けました。
なんと!そこには先人が。
てつまんさんです。
薄暮のライトアップ直後の姿を撮りたいからです。




日が暮れてから


風があったので写り込みはダメでした。

風鈴まつり

2009-07-12 14:31:18 | カメラ
今日、2回目の更新です。

橿原のおふさ観音では
8月31日まで風鈴まつりが行われています。
今日、覗いてみました。
駐車無料、入山無料です。












販売もしています。
南部鉄の三重奏という風鈴がいい音色を出していました。
3500円くらいです。小遣いがあれば買っていましたのに。
小田原提灯の形の風鈴も良かったです。

近くをお通りの折、
少し風のある日に寄ってみて下さい。