間もなく「梅雨入り」ですね。
温度と湿度が上昇してくる時期で、
雑菌が繁殖しやすい時期でもあります。
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TVで水虫薬のCMが増えたり、
ドラッグストアの水虫薬コーナーが充実してくると
グリーン面の
高温多湿病害に注意する時期がきたな。。。と
思ってしまいます。(笑)
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梅雨時はターフの活性が低下しやすい時期でもあります。
日照不足による光合成不足(=炭酸同化作用によるタンパク質合成が鈍る)
でターフの活性が低下します。
また
土壌内の善玉菌の活性が低下しやすい時期でもあります。
(B/Fバランスが崩れやすい時期)
理由の1つは
長雨による表層の酸欠。
表層は酸欠にならないように、
ムクや資材などで透水性を持続したいところです。
理由の2つめは、薬剤の使用。
殺菌剤や抗生物質は雑菌(病菌、悪玉菌)を死滅させますが
善玉菌も影響を受けて絶対量が減るからです。
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梅雨時から8月の終わりごろにかけて
グリーン面の施薬をされる機会も多いと思いますが、
1)ターフ自体の活性を向上させて持続させ、
病害が侵入しても抵抗する耐力をつけておく
2)表層の酸欠に注意し、三相バランスを整える
(ムク等のエアレーション)
3)施薬が多い場合は善玉菌を補充する
(B/Fバランス)
4)施薬が雨で流亡するリスクに備えておく
(バックアップ在庫)
等に留意されて
この夏のグリーン面を守っていただければ幸いです!
◆
今年の梅雨~夏に
殺菌剤との相乗効果のあるオススメの資材です。
1)殺菌剤の 雨による流亡に備える
「コンパニオン」+ケミカル殺菌剤
「コンパニオン」は 善玉菌バチルスGB03が
根茎周囲に筒状のコロニーをつくり、根茎を病害から守る資材です。
雨で殺菌剤が流亡して
根茎周囲に殺菌剤が届かない場合もあると思います。
そんな場合に、
自ら生み出す抗生物質で
ピシウムや炭疽、細菌病等の病害の菌核を疎外します。
殺菌剤との相乗効果の高い資材なので
混合散布がたいへん効果的です。
菌態バランス(B/Fバランス)を整える資材の決定版です!
←バチルスGB03が病害を疎外します。
←バチルスコロニーが根茎周囲を病害から守ります。
2)抗菌効果と気相持続効果のある浸透資材
「ハイドロ・マックス」+殺菌剤+ケミカル浸透剤
今年の梅雨は、
表層に湿度が残りながら、
合間の晴れ間に日中温度が急に上昇し、
病害が侵入しやすい状況になる事も多いかと思います。
そのような状況で効果的なのが
抗菌効果と気相持続効果のある
天然由来の浸透剤「ハイドロ・マックス」です。
←ユッカシジゲラ
「ハイドロ・マックス」の主な成分は
ユッカシジゲラ抽出物 90%
ステロイド(雑菌の繁殖を抑制/細胞治癒効果)、
サポニン(浸透剤効果)、
ポリフェノール(腐敗抑制効果)
フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%
です。
その浸透剤効果と雑菌抑制効果、細胞治癒効果ゆえに
原住民インデイアンが シャンプー(かゆみ止め)や
すり傷治療、皮膚炎治療等の薬用として活用していたといわれます。
←「フミン酸」は気相持続効果抜群!
天然浸透剤+ケミカル浸透剤+殺菌剤で混合散布すると
たいへん効果的です。
ケミカル浸透剤が「ハイドロ・マックス」と「殺菌剤」を
表層の根茎周囲に到達させた後、
「ハイドロマックス」が床土周囲の表層に留まり、
気相(地温上昇を抑制)と
根茎が必要な最低限度の水分(ヤケ抑制)を持続します。
↑ 青:液相 赤:フミン酸成分 白:気相 茶:床土粒子
◆
以上です。
よろしくお願いします!
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