梅雨明けし、いよいよ
高温+多湿の時期となりました。
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本年の梅雨は
降水量が例年の60~70%と少なくターフは乾燥しやすく
また
猛暑日が何度もあり、
ターフの吸肥、活性も鈍りがちで
このところ
プレーヤーの踏圧やモアのターンするストレスの受けやすい
外周、カラー部分に
乾燥によるダメージや
生理障害や病害の侵入が見られます。
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72候で7月29日は
「土潤辱暑(つちうるおいてじょうしょす)」
これから8月の上旬にかけては
気温に加え湿度もさらに高くなってくる時期です。
ダメージを受けたり、
高温で生理障害を受けているような外周部分 や
高めの刈高で、葉が重なってムレ易いベントカラー には
細菌病やピシウムなどの病菌が滞在しやすくなり
場合によっては
外周部分からグリーン面に、
夕立、にわか雨、散水とともに、
病害が侵入しやすくなるので警戒が必要です。
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外周やカラーに関しては
1)グリーン面のみならず、外周も殺菌剤を施薬する
2)外周の刈高は、葉と葉が重なりムレを起こさないような刈高にする
3)薄目砂を行い、葉が寝たり重ならないようにする
4)扇風機などによる除湿を 外周にも考慮する
5)ダメージを受けた外周に施肥を行い、いち早く回復を図る
等 の対策で
外周の病害を
グリーン面に侵入させないようにしたいところです!
◆
オススメの資材があります!
外周やベントカラーを
この高温下で回復させるには。。。
徒長しらずの超緩効果性メチレン尿素+亜リン酸、
アミノ酸、ケルプを含む
「ブランZ(10-6-5)」
や
尿素+亜リン酸+緩効性リン酸
+抗菌効果のある柳抽出エキスの
「ミスト12号(3-18-18)」
←柳の樹皮エキスの雑菌繁殖を抑制する効果は古くから知られています。
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グリーンへの病害の侵入を抑制するには。。
殺菌剤の効果をさらに高め、
雨や散水でも流亡しにくく、表層土壌や根茎周囲に留まり
病害を抑制、疎外する
「コンパニオン」が効果的な資材です。
←バチルスGB03が病害を疎外します。
←バチルスコロニーが根茎周囲を病害から守ります。
◆
よろしくお願いします!
(^。^)